アミノ酸シャンプーで薄毛を改善！毎日のケアで頭皮を健康に
アミノ酸シャンプーが薄毛の改善に役立つことで人気になっています。頭皮環境を整えることは薄毛対策としては重要ですが、アミノ酸シャンプーは頭皮に対してどのような効果を持っているのでしょうか？
目次
薄毛にアミノ酸シャンプーは本当に効果的？
アミノ酸シャンプー（以下、アミノ酸系と表記）が薄毛に良いと言われているのは知っていても、効果が本当にあるのか分からなければ不安です。
効き目があるといわれる原因を、具体的に解き明かしていきます。
髪に優しいアミノ酸系！
アミノ酸系の特徴といえば、もちろん「アミノ酸」が含まれていることです。
アミノ酸は人間の体の構成要素であるタンパク質の大元です。
体の組織を作る元として、髪の毛にも頭皮にもダメージを与えにくい成分であると言えます。
他のシャンプーは何が悪いの？
アミノ酸系をおすすめする前に、なぜ他のシャンプーは髪や頭皮に悪いのかをご説明します。
その理由は、化学物質が多く含まれているからです。
市販のシャンプーの大半は「アルコール系シャンプー」といって、石油由来の化学物質が多数含まれて構成されています。
洗浄には強力すぎるため、必要な皮脂まで奪ってしまいます。
また、潤い成分が少ないので、コンディショナーとの併用が欠かせません。
他にも「石鹸系シャンプー」というものがあり、固形石鹸とほぼ同じ成分で構成されているシャンプーのことを指します。
アルコール系ほどたくさんの化学物質は含まれていない上に、洗浄力はダントツです。
しかし、皮脂をごっそりと取ってしまうので、これもおすすめできません。
また、これらのシャンプーは合成界面活性剤を使っており、上記で説明したように洗浄成分が高すぎて残すべき皮脂まで奪います。
さらに界面活性剤が髪に残り、髪の保湿成分であるキューティクルを荒らす恐れもあります。
強すぎない洗浄力が魅力！
アミノ酸系の良さは、洗浄力が「強すぎない」ことです。
薄毛を気にしている人で多くありがちなのは「とにかく清潔にしたいからしっかりと洗浄する」ことです。
これは、頭皮に大切な皮脂をすっかり奪ってしまい、逆効果となっています。
アミノ酸系は、他のシャンプーに比べて洗浄力が弱く、体に必要な成分を残して洗い上げることができるのです。
アミノ酸系は、アシルグルタミン酸やラウロイルメチルアラニンNaなど、アミノ酸由来の成分を洗浄成分としています。
アミノ酸由来の界面活性剤を使うことで、頭皮や髪にダメージを与えずに洗浄力を得ることができるのです。
また、低刺激で潤いが自然に残りやすい状態になるので、銘柄によってはコンディショナーは不要となるものもあります。
人の体は清潔にしすぎてはいけません。
アミノ酸系は汚れや余分な皮脂だけを取り去って、大切なものは残します。
だから髪に良いシャンプーと言えるのです。
「洗った感じがしない」「ボリュームが出にくい」という感想を持つ人もいますが、薄毛対策を優先的に考えるべきでしょう。
「弱酸性」という言葉に騙されないで！
「では、とにかく低刺激なら何でもいいのでは？」「弱酸性と意味は同じでしょ？」と考える人がいるかと思いますが、弱酸性＝アミノ酸シャンプーではありません！
なぜならば、弱酸性でもアルコール系とアミノ酸系があるからです。
確かに特徴は同じと言えるかもしれませんが、成分が違います。
では、どうやったら見分けることができるのでしょうか？シャンプーボトルの後ろ側にある、成分表を読んでみてください。
*アルコール系…ラウレス硫酸（ラウリル硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸カリウム・ラウレス硫酸アンモニウム・ポリオキシエチレンラウリル硫酸アンモニウム）
*石鹸系…脂肪酸Na・脂肪酸K・石鹸素
*アミノ酸系…ラウリン酸・メチルアラニン・ヤシ油脂肪酸・ココイルグルタミン酸・グリシン・ミリスチン酸・サルコシン・グルタミン酸・メチルタウリン・アシルグルタミン酸・ラウロイルメチルアラニンNa
ちなみに、成分表は含有量が多い順に表記されていますので、上記の成分が始めの方に来ていれば、それだけ効果が期待できます。
大抵の商品では最初は水ですので、2~4番目あたりをよく探してみましょう。
字が小さくで読みづらいかと思いますが、少し気にするだけで効果はかなり変わります。
是非気をつけてみてください。
アミノ酸系が効く薄毛のタイプに迫る
アミノ酸系が薄毛に効くとは言っても、誰にでも良い効果が得られるわけではありません。
薄毛のタイプによっては「ん？期待はずれ？」となることもあるので、無駄にならないように相性の良い薄毛タイプを知っておきましょう。
アミノ酸系は女性の薄毛にもピッタリ
女性のびまん性の脱毛、薄毛にはアミノ酸系の働きが良い効果を与えそうです。
びまん性とは、全体的に少しずつ広がっていく、という意味です。
女性の薄毛の原因には、頭皮環境が大きく影響しています。
ホルモンバランスの乱れや、カラーリングやパーマをする人は、より薄毛になりやすいと言えます。
しかし、反対に女性の薄毛対策に、化学的な育毛成分は悪影響を及ぼすことがあるのです。
アミノ酸系であれば、化学物質による育毛成分が配合されておらず、頭皮を整える効果だけを得ることができます。
天然素材の安心感があるアミノ酸系で、頭皮環境を整えてみましょう。
優しい洗浄力で皮脂を残してくれるため、乾燥によるかゆみやフケの悩みにも応えてくれそうです。
男性同様に、女性にもアミノ酸系はおすすめとなります。
頭皮がダメージを受けている人に！
石油系の市販シャンプーや過度なヘアケア剤、スタイリング剤などで頭皮環境はダメージを負っています。
頭皮がダメージを受ければ、当然髪は健康に育つことができません。
こうしたダメージを防ぐにも、アミノ酸系が適しています。
肌に優しい天然由来のアミノ酸の力で頭皮を優しく洗うため、刺激を避けて清潔を保つことができるでしょう。
【決定版】薄毛に効くアミノ酸系
薄毛に効果が期待できる人気のアミノ酸系をご紹介しましょう。
アミノ酸系選びでは、それ以外の成分に石油系の界面活性剤や添加物などを含んでいないという点に注目です。
せっかくのアミノ酸系でも、それ以外の成分が厳選させていなければ効果はありません。
5,280円
コンディショナーいらずの無添加ノンシリコンアミノ酸シャンプーです。
クールな外見で男性のイメージが強いシャンプーですが、女性にも使えます。
シャンプー時には３分間パックで頭皮と気分をリフレッシュさせましょう。
アミノ酸系は薄毛の他にも、頭皮の肌トラブルや皮脂の匂いなどのケアにも良いとされています。
自分の悩みに合わせて選んでみましょう。
アミノ酸系の効果を引き出す使用方法は？
アミノ酸系の使い方は普通のシャンプーとあまり違いはありませんが、使用感が違うため、ちょっとだけ工夫が必要となります。
アミノ酸系は泡立ちが悪いように感じることが多いため、予洗いと泡立てをしっかりしてから洗いましょう。
予洗いとは、シャンプー前のお湯洗いのことです。
髪の汚れはこれによって8割程度落とすことができます。
シャンプーは頭皮につけて洗います。
あらかじめ手のひらで十分に泡立てたもので襟足から上へと洗っていきます。
マッサージをするように頭皮をメインに優しく洗います。
シャンプー後の髪の乾かし方、生乾きの危険性
すすぎ残し厳禁！
シャンプーで最も注意したいのがすすぎ以降の工程です。
すすぎ残しを防ぐために、たっぷりとシャワーを浴びて流します。
シャワーは根元に向けて下から上へ当てるようにすると良いでしょう。
すすぎが終わったら、タオルドライ後ドライヤーで乾燥させます。
これも根元から毛先へと当てて乾かしましょう。
生乾きは髪が痛みやすく、頭皮に雑菌が増えやすい
生乾きは髪が傷みやすく、頭皮には雑菌が増えやすい状態です。
また、冷えて頭皮の血行が悪くなる恐れもあります。
ドライヤーでしっかりと乾かして、頭皮と髪を守りましょう。
洗髪方法やドライヤーの仕方など、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
毎日当たり前のようにしている「シャンプー」。
このシャンプーこそが、若ハゲの...
アミノ酸系で快適に薄毛対策を
アミノ酸系は薄毛に悩む人の大きな力となるでしょう。
使い方やシャンプー選びなどにもこだわって、快適な頭皮環境を整えましょう。
最終更新日: 2021-03-29
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