【検証】育毛トニックは本当に効果ある？育毛剤と育毛トニックの決定的違い

主にふけ・頭臭を防いで、頭皮環境を整える効果を指します。
簡単に説明すると髪や頭皮に使う化粧水のようなものです。

スキンケアと同じく、髪や頭皮もしっかりとケアしてあげないと薄毛や炎症の原因になってしまいます。

特徴として、洗髪後もしくは整髪前に頭皮に塗布し、擦り込むようにマッサージをすることで頭皮を清潔に保つ効果があります。

↑目次に戻る

使用目的から育毛トニック、育毛剤、発毛剤（内服薬、外用薬）の育毛・発毛効果、主成分、副作用、商品、価格を表にまとめました。
（スカルプエッセンスは今回はスペースの問題で省いています）

	育毛トニック	育毛剤	発毛剤（内服薬）	発毛剤（外用薬）
使用目的	抜け毛の予防策	抜け毛の抑制、育毛促進	抜け毛の抑制、発毛促進	抜け毛の抑制、発毛促進
育毛効果	✖️	◎	◯	◯
発毛効果	✖️	◯	◎	◎
主成分	アルコールと水	・キャピキシル（Deeper3D) ・センブリエキス（チャップアップ） ・M-034（BUBKA）など	・ミノキシジル （ミノタブ） ・デュタステリド（ザガーロ・デュタス） ・フィナステリド (プロペシア）	ミノキシジル（リアップ・ロゲイン）
副作用	・頭皮の荒れ ・炎症	・頭皮の湿疹 ・頭皮のかゆみ ・初期脱毛（効果は限定的） ・アレルギー ＊育毛剤は副作用が出づらいです	・頭痛 ・初期脱毛 ・肝機能の悪化 ・動悸 ・めまい	・頭痛 ・初期脱毛の悪化 ・肌荒れ ・動悸 ・めまい
主な商品名	スカルプジェット サクセス育毛トニック	・チャップアップ ・BUBKA ・プランテル ・M-1ミスト ・他	・プロペシア ・ザガーロ ・ミノキシジルタブレット ・デュタス	・リアップ ・ロゲイン
価格帯	1,000円〜3,300円	5,980円〜15,000円	2,400円〜8,000円	3,000円~7,700円

育毛・発毛剤は、育毛成分がしっかり含まれている分、血行促進、脱毛原因となる酵素の抑制、細胞代謝の活性化など、様々な効能を持つ成分を配合し、抜け毛防止や発毛促進効果が期待できます！

まず大前提として、育毛トニック(ヘアトニック)と呼ばれる商品に、育毛効果・発毛効果はありません。

つまり、育毛剤と違うのは、育毛トニックを使っても髪は生えない・薄毛改善効果はないという事です！

抜け毛や薄毛に悩む多くの方は、育毛剤よりも安く手に入る育毛トニック(ヘアトニック)から先に使い始めますが、大半の方は効果を実感できていません。

それどころか、中には頭皮が炎症を起こして抜け毛を増やし、薄毛を悪化させている方もいる程です。

↑目次に戻る

育毛トニックはあくまで抜け毛・頭皮の荒れ・ふけ等への一時的な予防方法です。
抜け毛・薄毛を本気で治したい方は是非育毛・発毛剤をオススメします！

結論から言うと、育毛トニックにはAGAの根本的な原因である男性ホルモン、正確にはジヒドロテストステロンの発生そのものを抑える効果はありません。

育毛トニックには頭皮の血行を促進し、抜け毛等を予防する効果がありますが、それはほんの一時的なものにしかすぎません。
しかも、一時的に頭皮の血行を促進したところで、年月が経過すればするほど男性ホルモンによる脱毛作用は進行していきますのでいずれ髪は抜け落ちてしまいます。

テレビCMで宣伝され、ドラッグストアなどでも気軽に購入できる育毛トニックですが、育毛トニックでは根本的なAGA「男性型脱毛症」の対策にはなりません。

育毛トニックには、50%から70%のアルコールと水が入っています。
その他にも、血行促進成分や香料・保存料などが足されていますが・・・

リスクとして、アルコールのように肌に刺激の強い成分が配合されているので、必要以上に皮脂を奪い、頭皮にも刺激を与えてしまう恐れがあります。
肌の特徴によっては抜け毛の原因になる可能性があります。

ここでは育毛剤を使用するメリットを簡単にご紹介します。

AGA・薄毛の原因である「男性ホルモン」が活性化することで、発毛サイクルが乱れて髪の成長がストップします。
それが積み重なると、脱毛する量が増えて薄毛になります。
そのため、ほとんどの育毛剤は男性ホルモンを抑える有効成分を配合しています。

髪の成長に関わる毛母細胞は、まわりの毛細血管から酸素や栄養を供給して活動しています。
髪を育むには、血流を促す事が大きなポイントになります。
対策には血流を効率的に促す育毛剤が有効です。

頭皮の血行が促進されると、髪の成長・発毛に大きな働きをする毛乳頭に栄養が行き届きます。
そして毛乳頭から髪のもととなる毛母細胞に指令がいき、細胞の分裂が活性化することで１本1本の髪にエネルギーが届き健康な毛髪が育ちます。

↑目次に戻る

単体で育毛剤を使用するのは効果的ですが、それ以上に効果を期待できる可能性のある方法が他の薬との併用です。

男性型脱毛症診療ガイドライン。
2010年に日本皮膚科学会が作成されたものです。
男性型脱毛症（AGA）は、「医学的」に「治療」を推奨できるものが挙げられています。

「プロペシア」や「ミノキシジル」はそのガイドラインでプロペシアは男性であればA判定、ミノキシジルは男女ともにA判定を受けています。

＊A判定：強く勧める値

育毛トニックよりも、育毛剤のほうが効果が高いのですが、ではどの育毛剤が良いのでしょうか？

ハゲ治療ゼミでイチオシの育毛剤は「チャップアップ」です。
育毛トニックではなく、チャップアップを使い、さらに効果が認められているプロペシアやミノキシジル系の内服薬、外用薬を利用していくことがオススメです。

ガイドラインの推奨度Aを獲得しただけではなく、男性98%の患者に対して効果が認められたとも記載されている発毛剤です。
内服して薄毛を改善する薬として唯一有効性を認められているのが特徴です。

プロペシア同様、ガイドラインの推奨度Aを獲得している発毛剤です。
毛を作る毛根細胞や毛乳頭を活性化し、薄毛を改善する作用があり、男性だけでなく、女性の方にも効果が発揮するのが特徴です。

発毛の専門医も推奨される業界最大級の47種類の頭皮ケア、育毛成分を配合した育毛剤です。
育毛効果が確認されているセンブリエキスを含んだ、3種の育毛有効成分が配合されているのが特徴です。

↑目次に戻る

育毛剤は育毛・発毛効果で選ぶことが重要です。

一見爽やかなCMで効果がありそうな育毛トニックですが、実際は育毛効果、発毛効果ともにない頭皮の清潔さを保つ商品です。

しっかり薄毛を治したい、改善したい方は、専門クリニックに診察してもらいましょう！

そこでは「プロペシア」、「ミノキシジル」等を処方してくれるので、そちらが断然効果的だと言えます。

• 育毛トニックはあくまで頭皮の清潔さを保つ商品
• AGAや薄毛の原因は男性ホルモンDHT
• 育毛トニックには男性ホルモンDHTを防ぐ成分は配合されておらず、育毛剤には配合されている
• プロペシアやミノキシジルは日本皮膚科学会で推奨度A
• プロペシアやミノキシジルを処方してもらいつつ、育毛剤で継続的なケアをしていくことがオススメ

最終更新日: 2021-03-26

タグ:
薄毛対策・薄毛治療 育毛剤 サクセス薬用育毛トニック 育毛トニック

• Share
• 

＊本サービスは、一般的な情報提供を目的としたものであり、診察行為や治療行為を目的としたものではありません。具体的な治療行為等については、必ず、医師等の診察を受けて頂きますよう、お願い致します。
＊サイトの情報や紹介している商品は、記事の内容に則して最適だと判断したものを紹介していますが、実際に利用し判断・行動する場合は、ご自身の責任の上で行ってください。