育毛ブラシは効果あり!?効果が期待できるおすすめ猪毛・豚毛ブラシと使い方
育毛ブラシはそれ自体で効果抜群というわけではありませんが、補助的な役割を果たしてくれます。育毛ブラシで頭皮環境を整え、育毛剤を使用することで、より効果を高めるという大きな特徴があります。最適な育毛ブラシの種類から特徴、使い方までしっかりご紹介します!
育毛ブラシの種類とその特徴
育毛ブラシはそれ自体で効果抜群というわけではありませんが、育毛において補助的な役割を果たしてくれます。
育毛ブラシの目的として大きいのが、血行促進効果への期待です。
血行が悪い状態の頭皮は、触るととても硬くなってしまい、弾力がない状態になります。
育毛ブラシは頭皮が固くなる前に、ブラシを使ってマッサージをする、刺激を与える等して頭皮の血行を促進してくれます。
育毛ブラシには、あらゆる髪質や頭皮状態に対応するために様々な種類があります。
ここではその種類と特徴、「どんな人にどんな種類がおすすめか?」まで順番にご紹介します!
猪毛ブラシとその特徴
猪毛ブラシは、他の獣毛ブラシと比べ毛が硬く、他のブラシよりも櫛通りが良いので頭皮に程よい刺激を与え血行を促進してくれる商品となっています。
【特徴】
- 弾力性があり、毛根部分や地肌から生えている毛にやさしい
- 毛根周辺部の新陳代謝を高め、血流をよくするので皮脂や汚れが落ちやすくなる
- 油分が多いため、静電気が起こりにくく、髪に自然な艶を与える効果もある
こんな人には猪毛ブラシをオススメ!
- 髪の艶を保ちながら、その他の育毛法と合わせて改善したい方
- 頭皮環境に悩みをお持ちの女性
- 頭皮マッサージを手軽にブラシで行っていきたい方
豚毛ブラシとその特徴
豚毛は人間の髪と性質が似ているので静電気も少なく、髪にやさしく馴染むことができます。
【特徴】
- セミロングの方には程よいマッサージ効果があり、心地よく使用することができるので、人気が高い
- 標準的な毛量の方の場合、表面をなでるような物足りなさを感じる事がある
- その反面、髪が少ない人には効果は大きい
こんな人には豚毛ブラシをオススメ!
- 髪が細い人、髪にコシがなくなってきた人
- 髪の少ない人、頭皮が過敏な人
- 硬いブラシではなく、柔らかいブラシで育毛改善に貢献したい方
他にもこんなブラシがある!
猪毛・豚毛ブラシは、ハゲ治療ゼミでもオススメしていますが、育毛ブラシにはそれぞれの形があります。
ここではこんな形の育毛ブラシもあるのか!?という部分を追求してご紹介していきます!
ロールブラシ
ロールブラシは特に、美容師がお客様の髪をスタイリングする際に使用されることが多いブラシとなっています。
基本的に毛がナイロンではないので、使う程に髪が絡まなくなって使いやすくなっていくのが特徴です。
クッションブラシ
クッションブラシは、ブラシにクッションが付いたものです。
クッションがある事によって絡んだ髪の毛を無理なくほぐせるという特徴があります。
その他にもブラシの毛が一つ一つ細かいのでフケを除去してくれる働きもあるので、シャンプー前にも有効的と言われています。
サクセス頭皮洗浄ブラシ
指では落としにくい毛穴の汚れにブラシをしっかり通します。
髪を洗いながらのマッサージで血行促進効果もある洗浄ブラシです。
秘訣として、ディープクリーナーが毛穴の奥の油まで落とし、2種類のマッサージ突起が頭皮をマッサージすることで、血行を促進してくれます!しかもブラシの先端は、全て丸くなっているので頭皮を傷つけないというのがメリットです。
【注意】ナイロンブラシは静電気が起きやすい!
ナイロンでブラッシングをすることによって静電気が起こりやすくなってしまいます。
【具体的なポイント】
- 毛髪の表面にはプラスの電気が帯電し、この電気は毛幹を通り、毛乳頭に達すると皮膚内部の電気はマイナスのため、ショートし、毛髪と毛乳頭との間に細かな気泡が発生するようになる。
→つまり、傷んだ髪や乾燥した状態でブラッシングを頻繁に行う程静電気が発生しやすく、毛は毛乳頭から浮き上がります。
ついには乳頭剥離を起こして、細胞は角化して固着力を失い、脱毛化を発生させる恐れもあります。
【注意】金属ブラシは頭皮を傷つけやすい!
最近では、ほとんどクッションタイプで先端が丸くなっている金属ブラシが誕生しているので、頭皮の荒らしも極力抑え、表面もツルツルしているので髪のキューティクル部分を傷めることはないです。
しかし、クッションタイプ以外だと硬くて弾力性のない状態でブラッシングしてしまうことになるので、頭皮や髪には刺激が強すぎてあまり育毛改善に貢献できないと言われています。
育毛ブラシの使い方
それでは実際に、育毛ブラシの基本的な使用方法とそれぞれの使用の順番に至る特徴を簡単にご紹介します。
1. パサツク時はケアを大事にしよう
髪がパサツイていたり、静電気が起きやすい時は、ブラッシング前に髪を水でやや湿らせるか、ブラッシング用のスプレー等で保護していきましょう。
2. 毛先のもつれをほぐし、徐々に根元へ向けてブラッシングしていく
①いきなり髪の根元からブラシを入れて引っ張ると、切れ毛が生じたり、毛根にダメージを与えてしまいます。
まずは毛先のもつれをやさしく解きほぐすことをしっかり意識していきましょう。
毛先の痛みが激しいときは、手を添えて丁寧に行っていきます。
②ほぐれたらその次は髪の真ん中、そして根元へと順番にブラッシングする。
抜け毛を最小限に留めるためにも、ブラシはゆっくり動かすのがポイントになっていきます。
3. 育毛ブラシを使ってマッサージ
ツボは頭部にも多く存在するのでブラシで刺激を与えることも大事になります。
もちろんマッサージや指圧でもいいのですが、ブラシだとよりよい刺激を与えることができます。
ブラシを使ってツボを刺激する方法を「漢方針ブラッシング療法」といいます。
そしてここでは、そのブラッシング法のそれぞれのポイントを言及していきながらご紹介していきます。
圧法
ブラッシングをする際に頭部全体を適度にまっすぐ押して凝りをほぐしていく方法です。
【ポイント】
- 薄くなっている部分を中心に生え際や額も圧していくことで、凝りをほぐし、血行を促進する
- リラックスした状態で息を吐きながら、圧していく
- 痛い部分が血行障害を起こしている可能性があるので、薄くなっている部分を中心に、生え際や額も圧していく
推法
ブラシの前半分を頭皮に押し当て頭を動かすブラッシング法です。
【ポイント】
- 圧法をしながら頭を前後左右約2cmに動かす
- 生え際、頭頂部を中心に1箇所ごとに20秒程行っていく上で、擦ったりしてしまうと頭皮を傷つけてしまう恐れがあるので、注意を持ってこの推法を行なっていく
摩法
髪を軽く擦るブラッシング法であり、推法で乱れた髪を整える為に行う方法です。
【ポイント】
- 前頭部から頭頂部へ、頭頂部から側頭部や後頭部へ動かします
- 頭皮の汚れを浮き立たせ、シャンプーの効果を引き立てることができます。
これを1箇所に付き50回程繰り返していくことが基本となります。
ブラシの使い方に悩みをお持ちの方は、是非この一連のブラッシング法をしっかり頭に入れて活用していきましょう!
育毛ブラシのNGな使い方
中には、育毛ブラシを誤った方法で使用している方もいらっしゃいます。
ハゲ治療ゼミではその点をしっかり踏まえて正しい方法でご紹介していくために、ここでNG使用法をしっかりご説明していきます。
是非御覧ください!
頭を叩くように使うことはNG!
頭を叩くように使ってしまうと頭皮を痛めてしまい全く薄毛対策になりません。
【その理由】
- 頭皮の皮下組織には、髪の毛を作り出す毛母細胞や毛乳頭等の重要な細胞がたくさんあり、それらが強い衝撃を受けることによって、ダメージを受けてしまうから
- 更に頭皮へのダメージが許容範囲を越えることによって、頭皮内にある髪の毛を作る細胞が破壊され、髪の毛が抜け落ちてしまう
過度にブラッシングすることもNG!
過度に強くブラッシングをしてしまうと同様にも毛根を傷つけてしまうので逆効果になってしまいます。
特に金属製のブラシ等はブラシの先が鋭利になっているため、注意が必要です。
ブラシのタイプに合わせて力加減を調整するようにしましょう!
育毛ブラシを使うタイミング
使い方をマスターした後は、いつのタイミングで育毛ブラシを使用していくかをマスターしていきます。
今回はその使用するタイミングをしっかりご紹介していきます。
シャンプー前にブラッシングすること!
- シャンプー前のブラッシングは、ホコリやフケが落ちるので洗浄効果がアップ。
髪のもつれを解いて、洗髪時の抜け毛を防ぐ働きもある。 - 頭皮に傷が付く場合もあるので、使用の際は頭皮に当てずゆっくりと髪をとかす
シャンプーをして乾燥後、育毛剤の前にブラッシング!
- 育毛剤を使う前のブラッシングは、頭皮をキレイにするだけでなく、頭皮の血行も良くしてくれる
- 育毛ブラシで頭皮環境を整えることで、育毛剤の効果をより一層引き立ててくれる
おすすめの育毛ブラシ
育毛ブラシにも勿論様々なブランドがあります。
そこで、育毛ブラシでオススメできる商品を厳選してご紹介していきます!
①サクセス頭皮洗浄ブラシ
583円
- 指では落としにくい毛穴の汚れをしっかり落とし、洗いながらのマッサージで血行促進効果もある洗浄ブラシ
- ディープクリーナーが毛穴の奥のアブラまで落とし、2種類のマッサージ突起が頭皮をマッサージし血行を促進
ベス天然豚毛100%ヘアブラシ
木目調猪毛ヘアブラシ 細植タイプ
総括
育毛ブラシは、育毛剤と併用することで薄毛改善効果を引き出してくれます。
その中で特に重要なのが・・・
- 猪毛は、他の方よりも櫛通りが良いため、血行を促進してくれる
- 豚毛は、人間の髪と性質が似ているので、静電気が少なく、髪に優しく馴染むことができる
- ナイロン・金属系のブラシは頭皮が傷つきやすく、静電気も起こりやすいので、使用は厳禁
という部分が育毛ブラシを使用する上で、重要です。
ブラシの準備、使用方法、タイミング、そして育毛剤との併用をすることで、薄毛治療を後方支援してくれるでしょう。
最近では「チャップアップ」という育毛剤と併用することで効果を発揮されている方が多くいらっしゃいます。
薄毛に悩んでいる方は是非、育毛ブラシと育毛剤を手に取って薄毛治療を本格的に始めていきましょう!
最終更新日: 2021-03-26
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