保険適用外って本当?AGA治療費の相場を徹底調査!
薄毛を深刻に受け止める当事者の男性の中には、AGAの治療を検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、AGAの治療には健康保険が適用されません。病気とも考えられるAGAの治療になぜ健康保険が適用されないのか、治療費を抑えるにはどうしたら良いのか、詳しく解説します。
目次
AGA治療は保険適用外
厚生労働省が定めた医療保険が適用される対象として、AGAが含まれていないため、その治療は保険適用外となります。
ちなみに、AGAの治療法には以下の4通りがありますが、いずれの治療法も保険は適用されません。
・飲み薬
・育毛剤の塗布
・植毛
・発毛
治療法によって治療費の相場はことなる
飲み薬
AGA治療に用いられる一般的な飲み薬がプロペシアという薬で、フィナステリドを有効成分としています。
プロペシアの料金は28錠で7,000円~10,000円ほど。
ジェネリックのエフペシア、フィンペシア、フィンカー、フィナロ、フィナバルドなどは、2,000円以下で購入することができます。
育毛剤の塗布
ミノキシジルという成分が配合されたものを頭部に塗布します。
ミノキシジルには毛細血管を拡張し細胞を活性化する働きがあり、ミノキシジルが配合された市販薬としては、「リアップ」や「ロゲイン」が有名です。
リアップの値段は60mlで7,000円~8,000円。
付属のスポイトを使って塗布するロゲインは同じ60mlで2,500円ほどで、リアップよりも低価格です。
植毛
1本当たりの植毛費用は300円~1,000円程度ですが、受診する機関によって料金は異なります。
したがって、1,000本植毛したとすると30万円~100万円ほどの料金になります。
広範囲での植毛が必要な人には3000本ほどの植毛が必要ですので、その場合90万円~300万円の費用が必要です。
発毛
ミノキシジル、フィナステリド、アミノ酸、プラセンタなどの有効成分を混ぜ合わせたものを直接頭皮に注入します。
この治療法においては有効成分を頭皮に直接注入することから、発毛する確率が高いのが特徴です。
一般的な毛髪注射の1回あたりの料金は、3万円~4万円程度です。
治療費を抑えるには
やはり、ジェネリックの利用がオススメです。
後発医薬品ということで開発費等のコストが掛からず、その分安く手に入れることができます。
もちろん、ジェネリックでも先発医薬品と同じ効果が得られます。
医療費控除が受けられる可能性も
健康保険が適用されないAGAの治療でも、高額医療費控除を受けられる可能性はあります。
病気などの影響による薄毛の治療で、AGA治療を受けることがあります。
そのような場合、税務署が薄毛の因果関係を認めれば、医療費控除が適用されることになります。
家族の医療費の合計が1年で10万円以上の場合、所得税の還付を受けることができます。
AGA治療は保険対象外ですが、場合によっては医療費控除の対象となることがあ...
最後に
AGAは自由診療のため各クリニックが自由に治療費を設定できます。
そのため一般的には高額なAGA治療ですが、知識を備えることである程度治療費を抑えることも可能です。
「保険が適用されないから・・・」と諦めないで、低額で受けられる治療から試してみてはいかがでしょうか。
最終更新日: 2020-07-21
タグ:
AGA・若ハゲの治療
ミノキシジル
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