AGAの初期症状は?かゆみはある?原因や初期症状、対策も解説

「最近、髪の毛が細くなった気がする」
「抜け毛が増えたような…」
そんな変化を感じていませんか?
もしかすると AGA(男性型脱毛症) の初期サインかもしれません。
この記事では、AGAの初期症状とはどのようなものか、原因を解説し、AGAの兆しに早く気づいてケアを始めるための対策をわかりやすく解説していきます。
AGAの初期症状かどうかをチェックするための参考にしてみてください。
こんな変化に注意!AGA初期症状のサイン
AGAは気づかないうちに進行していることがあります。
日々の生活の中で、以下のような変化がないかチェックしてみましょう。
これらのサインは、AGAの初期症状の可能性があります。
髪が細く、柔らかくなってきた
以前と比べて一本一本の髪の毛にハリやコシがなくなり、全体的に髪が細く柔らかくなったと感じる場合、注意が必要です。
AGAが進行すると太い髪が育ちにくくなり、産毛のような弱々しい髪が増えてきます。
洗髪時や髪を乾かす際に、髪の毛の質感が変わったと感じたら、初期症状のサインかもしれません。
抜け毛が増え、枕や洗面台に目立つようになった
洗髪中やブラッシングの際、朝起きた時に枕や洗面台に落ちる髪の毛の量が増えたと感じたら、AGAの兆候かもしれません。
AGAではヘアサイクルが乱れ、髪が十分に成長する前に抜け落ちてしまうため、抜け毛の量が増える傾向にあります。
生え際や頭頂部の地肌が透けて見える
AGAの典型的な進行パターンの一つに、生え際(M字型)や頭頂部(O字型)の地肌が以前よりも目立つようになるというものがあります。
鏡でご自身の生え際や、家族や友人に頭頂部を見てもらいましょう。
特に照明の下で地肌が以前より透けて見えるようになったと感じたら、薄毛が進行している可能性があります。
髪の分け目が以前より広くなった
特に頭頂部から前髪にかけての髪の分け目が、以前よりも幅広くなったと感じる場合も、AGAの初期症状の可能性があります。
髪の毛全体の密度が低下することで、分け目の部分の地肌が目立ちやすくなるのです。
日中や髪を乾かした後に分け目の状態をよく観察してみると、変化に気づきやすいでしょう。
頭皮のかゆみや乾燥が気になる
直接的なAGAの症状ではありませんが、頭皮のかゆみや乾燥、フケなどが気になる場合、頭皮環境が悪化しているサインかもしれません。頭皮環境の悪化は、健康な髪の成長を妨げ、AGAの進行を早くする要因となることもあります。
かゆみや乾燥が続く場合は、頭皮トラブルと薄毛の両面からケアを検討することが大切です。
AGAの主な原因
AGAの進行には、さまざまな原因が関与しています。
ここからは、主な原因について詳しく解説していきます。
男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」
AGAの主な原因は、男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」です。
体内の男性ホルモン「テストステロン」は、頭皮の「5αリダクターゼ」という酵素と結合することで、より強力な男性ホルモンであるDHTへと変換されます。
DHTが、毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合すると、髪の成長期が著しく短縮されてしまいます。
その結果、髪の毛が太く長く成長する前に抜け落ちてしまい、徐々に薄毛が進行していくのです。
遺伝的要素
AGAは遺伝的な要素が非常に強いことも特徴です。特に、DHTの影響を受けやすいかどうかを決める「ホルモン受容体の感受性」は遺伝するとされています。そのため、家族や親族に薄毛の方がいる場合、自身もAGAを発症するリスクが高まると考えられます。
生活習慣やストレス
偏った食事、睡眠不足などの生活習慣の乱れや、精神的なストレスなども、AGAの進行を促す要因となることが知られています。
ただし、あくまで補助的な要因で、AGAの根本的な原因は上記の男性ホルモン(DHT)と遺伝にあるとされています。
AGA 初期症状に気づいたら?すぐにできる対策
「AGAかもしれない」と感じる初期症状に気づいたら、早めに対策を始めることが大切です。
進行性のAGAは、早期の対処が今後の髪の状態を大きく左右します。ここからは、ご自身でできる対策をご紹介します。
生活習慣の見直し
健康な髪の成長を支えるためには、全身の健康が必要です。
まずは、日々の生活習慣を見直してみましょう。
偏った食生活は髪の栄養不足につながります。
髪の主成分であるタンパク質(肉、魚、大豆製品など)や、髪の成長を助けるビタミン・ミネラル(緑黄色野菜、海藻類など)を意識して摂ることが大切です。
また、髪の成長ホルモンは、特に深い睡眠時に分泌されます。
質の良い睡眠を7〜8時間確保するよう心がけましょう。
他にも、全身の血行促進は、頭皮への栄養供給にも良い影響を与えます。
ウォーキングやジョギングなど、無理のない範囲で運動を習慣化することが大切です。
頭皮ケアの見直し
頭皮環境を良好に保つことは、健康な髪を育てる土台となります。
特に、洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮に負担をかけることがあります。
自分の頭皮タイプに合ったシャンプーを選び、優しく丁寧に洗いましょう。
また、血行促進のために、指の腹を使って頭皮を優しくマッサージするのも良いでしょう。
禁煙・節酒する
喫煙は血管を収縮させ、頭皮への血流を悪化させる可能性があります。
また、過度な飲酒も肝臓に負担をかけ、髪の成長に必要な栄養素の吸収を妨げることがあります。
AGAの進行を抑えるためにも、禁煙・節酒を心がけることが重要です。
クリニックを受診する
AGAは進行性の病気であり、自己判断での改善には限界があります。
「AGAかも?」と感じたら、早めに専門のクリニックを受診することをおすすめします。
専門医に相談することで、正確な診断を受け、ご自身の薄毛のタイプや進行度に応じた適切な治療法を提案してもらえます。
早期に治療を開始することで、より高い改善効果が期待できます。
AGAの初期症状に関するよくある質問
ここからは、AGAの初期症状についてのよくある質問をご紹介します。
AGAは発症したら終わり?
AGAは進行性の脱毛症のため、そのまま放置してしまうと、残念ながら徐々に薄毛が進行してしまいます。
しかし、発症したら終わりというわけではありません。
AGAの完治は難しいケースが多いとされていますが、現在の医療では、内服薬や外用薬などの治療薬を使用することで、薄毛の進行をしっかりと抑えたり、髪の状態を改善させたりすることが十分に可能です。
AGAになりやすい人は?
AGAになりやすいのは、主に遺伝的な体質が強く影響します。
家族や親族に薄毛の方がいる場合、AGAを引き起こす男性ホルモン(DHT)への感受性が遺伝しやすいためです。
また、生活習慣の乱れがホルモンバランスや頭皮環境を悪化させ、発症を早めたり進行を悪化させたりすることがあります。
AGAが発症するきっかけは?
AGAの発症には遺伝や男性ホルモンという体質的な要因が大きく関わっています。
また、日々の生活習慣の乱れ、ストレス、加齢、頭皮環境の悪化なども、発症や症状の進行を加速させたりする要素になります。
AGAの初期症状に気づき早めに対策しよう
AGAは進行性の脱毛症であり、早期発見・早期対策が非常に重要です。
髪の細さや抜け毛、地肌の透けなど、初期症状に気づいたら生活習慣の見直しや頭皮ケアを始め、必要であれば専門クリニックを受診しましょう。
正しい知識と対策で、将来の髪の状態を守ることができます。
【出典】
・日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」