父親がハゲなら若ハゲの危険?髪質はどこまで遺伝するのか の3番目の画像
もう一つ、遺伝が関係するものに5α-リダクターゼの活性力があります。
男性ホルモンのテストステロンは、20代後半頃から一気に減ることがわかっています。
すると不足分をカバーするために、テストステロンは5α-リダクターゼ酵素と結合し、DHT(ジヒドロテストステロン)を作り出そうとします。
なぜなら、DHTはテストステロンの10~30倍強力な男性ホルモンだからです。
この時の5α-リダクターゼの活性力は優性遺伝とされ、親がこの酵素に関して強い活性力を持っている場合、子供にも遺伝される確率が高くなります。
つまり、若ハゲになる可能性があるということです。
この画像が掲載されている記事
父親がハゲなら若ハゲの危険?髪質はどこまで遺伝するのか
父親の髪が薄いと、「いずれ自分も…」と心配する男性は少なくありません。 確かにDNAには刻み込まれているのかもしれませんが、遺伝は絶対的なものなのでしょう...
2020-07-21