薄毛を引き起こす「5αリダクターゼ」って何!?食べ物や育毛剤での抑制が効果的! の11番目の画像
プロペシアという薄毛治療薬があるのをご存知ですか。
主成分であるフィナステリドにはAGAの原因となっている5αリダクターゼ2型の阻害効果があります。
その効果から前立腺肥大症の治療に用いられてきましたが、脱毛の予防が見られたために薄毛治療にも用いられるようになりました。
プロペシアには0.2mgと1.0mgの錠剤があり、1日1mgの服用が上限となっています。
優れた効果を持っており、国内の試験で1年間0.2mgのプロペシアを投与したところ、54%の率で改善したという結果が出ました。
ただし現状維持までに効果が留まることが多い点には注意が必要です。
プロペシアは効果が出るまで期間がかかる薄毛治療薬のため、最低でも3か月は継続して下さい。
その他にも注意したいのがプロペシアの副作用です。
5αリダクターゼ2型を阻害することから男性機能に関係する副作用が見られます。
主な副作用は次の通りです。
- 性欲減退
- 勃起不全
- 精液量減少
- 胃部不快感
- 蕁麻疹や発疹
- 乳房肥大
- 抑うつ症状
- めまい
プロペシアは街のドラッグストアでは販売されていないため、病院やクリニックにて処方を受けることが必要です。
しかしプロペシアは1錠当たり250円ほどとなっており、薬代が高いという難点がありました。
1日1錠服用した場合、1か月で7,500円ほどの薬代が必要です。
1年続けると90,000円もの負担になってしまいますが、そんな時は個人輸入で安いプロペシアを入手するという方法があります。
しかしプロペシアの偽物が流通しているため、偽物と知らずに服用してしまうと健康被害が出る恐れがあるのです。
正規プロペシアの処方が受けられる病院やクリニックのほうが安心ではないでしょうか。
稀ではありますが肝機能障害といった重大な副作用もあるため、医師の指示に従って服用したほうが良いでしょう。
薬代を抑えたい時はプロペシアのジェネリックを服用するという方法もあるのです。
アメリカの大手製薬会社ファイザーのジェネリックなら1か月分で6,500円ほどの薬代で済みます。
国内では沢井製薬や東和薬品、クラシエ製薬などからプロペシアのジェネリックが発売されています。
期待できる効果はプロペシアと同じのため、医師にジェネリック希望と伝えると良いでしょう。
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2020-09-05