若ハゲの強い味方!増毛と植毛の違いを知ろう
髪の毛は見た目の印象を大きく左右するパーツです。特に若ハゲは老けて見えたり、相手に貧相な印象を与えたりとマイナスの要素が大きく、悩んでいる人も少なくありません。そんな若ハゲの強い味方が増毛と植毛です。増毛と植毛の方法やメリット、デメリットを知って、若ハゲの悩みを解消しましょう。
目次
増毛と植毛の違いとは?
若ハゲを解消する手段として有効な「増毛」と「植毛」。
似たような印象を受けがちな増毛と植毛ですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょう。
増毛
増毛とは、自毛1本に複数の人工毛髪を結びつけ、見た目の毛髪量を増やす方法です。
自毛を利用して毛髪量を増やすので、元々自毛がない場所には行うことができません。
植毛
植毛とは、人毛や人工毛髪を直接頭皮に植え付ける方法です。
増毛と異なり、元々自毛がない場所にも行うことができます。
増毛について
増毛の方法
先にもご説明したように、増毛は自毛に人工毛髪を結びつけることで毛髪量を増やす方法です。
一般的には1本の自毛に5~6本の人工毛髪を結びつけます。
若い女性の間で流行しているエクステンションとかなり近い方法ですが、エクステンションはあくまでもファッション目的の要素が強いため、別の技術とみなされています。
増毛のメリットとデメリット
メリット
*1度の施術ですぐに毛髪量を増やすことができる
デメリット
*人工毛髪を結びつけるため自毛に負担がかかる
*自毛が伸びてくると人工毛髪を結びつけた箇所が頭皮から浮いてくるため、月に1~2回程度のメンテナンスが必要になる
植毛について
自毛植毛と人工毛植毛
植毛には、自分の毛を植えつける自毛植毛と人工毛を植えつける人工毛植毛の2種類があります。
植毛の方法
自毛植毛の場合
自毛を採取して、毛髪が薄くなった箇所に移植する方法です。
自毛植毛は、自毛のため拒絶反応が出ない・移植した髪が頭皮に生着するなどの理由から、男性型脱毛症(AGA)の治療法を選定した男性型脱毛診療ガイドラインでも推奨されています。
自毛植毛のメリットとデメリット
◆メリット
・1度植毛すると生着するためメンテナンスが不要
・自毛を使用するため拒絶反応の心配がない
・仕上がりが自然
◆デメリット
・植毛後に生着するまでには、1度全て抜けてから再度生える過程を経るため、植毛した毛が生えそろうまでに6~9ヵ月かかる
自毛植毛の注意点
自毛植毛では傷が痛みが残ったり、髪が抜けてしまうリスクがあります。
自毛植毛にもいろいろと種類がありますが、ここでは定着率が高い「FUE法」と「FUT法」をご説明します。
FUE法は簡単に言うと、メスで切らない方法です。
パンチと呼ばれる特殊な器具で小さな穴を開けて毛髪を採取し、薄毛の部分に移植します。
傷跡はとても小さく目立ちませんが、採取する際に毛根を傷つけてしまう可能性があります。
髪の定着率はFUT法に比べて劣っています。
FUT法は世界中で最も一般的な方法です。
後頭部や側頭部の毛髪をメスを使って毛根ごと切り取り、小さく分けて薄毛の部分に移植します。
定着率は95%ほどと高いです。
傷跡や毛髪の採取は医師の腕によって変わってきます。
また薄毛の範囲によって向き不向きがあるので、自分にあったものを選ぶといいでしょう。
人工毛植毛の場合
人工の毛を頭皮に植毛し、毛髪量を増やす方法です。
人工毛植毛は自毛植毛に比べて拒絶反応が起きるリスクが高いため、現在は推奨されていません。
人工毛植毛のメリットとデメリット
◆メリット
・自毛がなくても植毛できる
・1日で生えそろった髪を手に入れられる
・仕上がりが自然
◆デメリット
・拒絶反応によって頭皮に炎症が起きるリスクがある
・痛みやすい、切れやすいなどの問題がある
・抜けてしまうと再手術が必要になる
最終更新日: 2020-07-21
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