
発毛効果のある「ミノキシジル」を徹底解説!効果や副作用まとめ
髪の抜け毛・薄毛に悩んでいる人にとって頼りになる発毛剤。その中でも発毛効果が医学的に認められている「リアップ」はご存じの方も多いのではないでしょうか。そのリアップに含まれる主成分が「ミノキシジル」です。気になる発毛効果や知らないと怖い副作用など、使用する前に確認しておきたいポイントをお届けします。
目次
- ▼ 1. 「ミノキシジル」とはどのような成分?
- ▼ 2. ミノキシジル配合の薬にはどのようなものがあるのか?
- ▼ 3. 押さえておきたいミノキシジルの副作用11選
- (1) 副作用1:めまい
- (2) 副作用2:頭痛
- (3) 副作用3:頭皮や皮膚のかゆみ
- (4) 副作用4:発汗
- (5) 副作用5:動悸(心臓への負担)
- (6) 副作用6:肝臓(肝機能)疾患
- (7) 副作用7:妊娠・子作りへの影響
- (8) 副作用8:むくみ
- (9) 副作用9:体毛が濃くなる
- (10) 副作用10:肌荒れ
- (11) 副作用11:倦怠感
- ▼ 4. ミノキシジルの副作用で気になること
- ▼ 5. 服用を避けた方が良い人
- ▼ 6. 安全にミノキシジルを使いたい場合はAGA専門クリニックがオススメ!
- ▼ 7. まとめ
「ミノキシジル」とはどのような成分?

ミノキシジルは元々は高血圧の薬ですが、発毛の薬効が認められてAGA治療薬として使用されるようになった薬です。
海外では「ロゲイン」という名前で販売されていますが、日本では「リアップ」という名前で販売されているのが一般的です。
ミノキシジルはかなり効果の高い育毛成分
ミノキシジルはもともと高血圧症の方に処方されていた薬です。
未だにどうして発毛作用があるのかという正確な解明はされていませんが、血管を拡張する作用があって血流が良くなるため、栄養を毛髪の発毛や育毛に必要な毛乳頭細胞や毛母細胞へ運びやすくなり、発毛効果が得られるのではないかと一般的にはいわれています。
さらに、毛包と呼ばれる髪の毛を生やしたり成長させたりする部分に直接作用し、毛母細胞が活性化されるために髪の毛の成長や伸びが早くなるそうです。
- 発毛作用
- 毛根の成長促進
- 髪の毛を太くさせる
- 女性にも発毛効果がある
- 髪の毛の伸びが早くなる
といったうれしい効果が期待できます。
ミノキシジル配合の薬にはどのようなものがあるのか?
AGAクリニックでは、その人の体調や本当にAGAであるのかなどの診察を受けてからミノキシジルが処方されます。
発毛剤として初めて一般に出されたのは外用薬(塗布薬)であり、「ロゲイン」という名前でファイザー製薬から発売されました。
現在は他の製薬会社に権利が移っていますので、ファイザー製薬では作られていません。
「ロゲインが製造中止になった」というのはデマですから、ご注意ください!
日本では、大正製薬から「リアップ」という商品が外用薬(塗布薬)として出されています。
最近では、女性用の「リアップリジェンヌ」や、高濃度のミノキシジル配合の「リアップX5」が発売されています。
現在飲み薬は日本国内で生産されていませんが、海外には「ロニテン」という内服薬や他のジェネリック薬品があり、個人輸入で入手可能です。
しかし、日本では内服薬を取り扱っているクリニックは少ないようです。
押さえておきたいミノキシジルの副作用11選
ミノキシジルは発毛剤として現在でもとても人気のある薬なのですが、その副作用は人により大変深刻な症状を起こします。
それでは、一体どのような副作用があるのでしょうか。
副作用1:めまい

第一に挙げられるのがめまいです。
ミノキシジルは元々血管拡張剤であり、高血圧の人は血管が拡張されることにより血圧が下がります。
しかし、血圧に問題のない人がミノキシジルを使用すると血圧が下がり過ぎてしまい、めまいが起こるようです。
すでに高血圧の薬を飲んでいる人も、血圧が下がり過ぎるためにめまいが起こる場合があります。
副作用2:頭痛
ミノキシジルの作用で血管が広がり、近くの神経を圧迫するために頭痛が起こります。
そのため、普段は頭痛がない人でもミノキシジルを使用した際に頭痛が起こる場合があります。
副作用3:頭皮や皮膚のかゆみ

かゆみのメカニズムは外用薬(塗布薬)と内服薬では異なります。
外用薬(塗布薬)によるかゆみは、ミノキシジル自体が起こしているわけではなく、薬に含まれるプロピレングリコールという物質に対するアレルギー反応のために引き起こされます。
内服液でのかゆみは、血管の拡張によって毛細血管まで拡張されて血流が良くなることでかゆみを感じる場合があります。
また、肝臓機能障害によりミノキシジルが肝臓内でうまく分解・解毒できないためにかゆみが起こる場合もあります。
副作用4:発汗
正確なデータは出ていないのですが、血管が拡張されて血流が良くなり、使用前よりも体温が上がるために、調節しようとして発汗するのではないかと考えられています。
使い続けていれば体内の調節機能も順応してきますので、発汗も少なくなります。
発汗が長期間続く人は、ミノキシジルの副作用ではなく、他の臓器に負担がかかっているための発汗かもしれません。
AGAクリニックか最寄りの内科にてチェックされることをおすすめします。
副作用5:動悸(心臓への負担)
動悸も血管が拡張されるために起こる副作用です。
血管が拡張されると血流の量が多くなります。
血流が多くなると、増えた分の血流を体中に送るために、血液のポンプである心臓が以前よりも多く働くことになります。
そのため、動悸が前よりも増えるようになります。
一昨日久しぶりに飲んだミノタブの影響で、吐き気や動悸がしてきた。
引用元: fanblogs.jp
副作用6:肝臓(肝機能)疾患
こちらも正確なデータはないのですが、体内の有害物質を分解・解毒する肝臓が、化学物質であるミノキシジルを分解しようとし、負担が増すことによって肝機能に障害が出てくるようです。
脂肪肝やアルコールを過剰に摂取している人は肝臓がすでに疲労している状態なので、そこへさらにミノキシジルが入ってくると肝臓もフルに働かなくてはいけなくなり、肝機能が悪くなりやすいです。
副作用7:妊娠・子作りへの影響

妊娠すると胎児はへそ(臍帯)と胎盤で母体と密接につながります。
妊娠中にミノキシジルを使用すると栄養と一緒に胎児に送られてしまい、悪影響を与えかねません。
そのため、妊娠中や妊娠を望む女性は服用を控えた方が良いとされています。
副作用8:むくみ
元々、ミノキシジルは降圧剤として開発されたことは前述しました。
ミノキシジルには血管拡張作用があり、血行が良くなって血中濃度が下がります。
そうすると、体は血中濃度を元に戻そうとして、細胞に水分を排出します。
これにより細胞に余計な水分がたまり、むくみが引き起こされると言われています。
ミノキシジルを使うと浮腫が如実に現れます。
部位としては顔や手足にでます。引用元: hatsumou.org
副作用9:体毛が濃くなる

頭皮に塗るタイプなら問題ありませんが、ミノタブを使うと全身にその成分がめぐるので、頭皮以外の体毛が濃くなる場合があります。
背中や腹など普通ならあまり毛が生えてこないところから生えたり、まつ毛やすね毛など元からたくさん生えているところがより増毛したりします。
代表的な副作用として多毛症があります。
私も服用2ヶ月目くらいからもの凄い勢いで体毛が濃くなりました(T_T)
特に腕が早い気がしますが・・・手の甲や足の甲・・・
鼻毛や眉毛・まつ毛・・・とにかく普段は成長するはずのない毛が成長します。
副作用10:肌荒れ
ミノキシジルは血流循環を良くする薬ですので、血管が拡張することで細胞分裂が盛んになります。
顔の皮膚細胞も同様で、皮脂も過剰に分泌されていまいます。
その皮脂によって毛穴が詰まり、肌荒れが起こると考えられます。
副作用11:倦怠感

血圧低下により、本来よりも血圧量が減ったことによるものだと考えられます。
倦怠感の他、眠気を伴う事例もあるようです。
低血圧状態になるからか、私には眠気の副作用が強烈に出ます。
引用元: osakado.cool
ミノキシジルタブレットが家に届いた日から毎朝一錠ずつ服用したのですが、服用3日目から副作用の症状がでました...。
それもけっこう強めでした(^^;)まず3日目の昼間に強い眠気に襲われました。
特に寝不足なわけではありませんでしたが、眠くて眠くて昼間に3時間ほど昼寝をしました。その次の日の朝から体のけだるさと頭痛が続きました。
風邪かな?花粉症かな?と思ったのですが、普段は体のだるさも頭痛もほとんどないので、副作用かな?と思い始めました。
ミノキシジルの副作用で気になること

どれくらいの期間副作用は続くのか?
個人差はあるものの、服用し始めた1~3カ月程度は副作用に悩まされるようです。
体が薬に慣れてくると改善する場合があります。
長期間飲んでも副作用が続くようでしたら、病院やクリニックに相談してみましょう。
外を出歩くのも嫌になるくらいで、それで劇薬と噂されていたミノキシジルタブレットに手を出したわけですが、一ヶ月目の初期脱毛でさらに薄毛は進み、2か月目は副作用しか出ず体の調子が悪くなりました。
そして、3か月目に体毛が濃くなりだし、少しだけ期待をするようになりました。
副作用が起こる確率はどれくらい?
一番気になるところは、副作用が起こる確率ですね。
含有量が1%につき、発生確率は2~3%になるようです。
例えばミノタブの場合、1錠あたりの含有量が2.5mgや5mgのものが主流ですが、服薬すると単純計算で5~10%の確率で副作用が起こることになります。
これを多いと取るか少ないと取るかは個人によって違いがあると思いますが、服薬する際は副作用の危険性があることを必ず念頭に置きましょう。
副作用の出る確率は、
含有量1%の育毛剤を使った場合は約5%、
ミノキシジルの含有量が5%では約9%です。
(中略)
発毛効果を得るにはミノキシジルは5%必要ですが
副作用が出る確率は10%近くなるので危険です。引用元: nukege-usuge.info
内服薬、外用薬、注射だと効果や副作用の差はあるのか?

一番効果が出る方法は注射のようです。
頭皮内部に直接投与するので、成分の吸収率が良く、とても効率がいいやり方と言えます。
さらに、内服薬は全身に副作用が出る可能性がありますが、注射は頭皮部分にしか影響しませんので、副作用の確率が一気に減ります。
また、外用薬も頭皮にのみ直接塗りますので、副作用の可能性は少ないでしょう。
内服薬は一番手軽ですが、それゆえに危険性が高いのです。
糖尿病の人は服用注意!
「頭皮の治療をするのに、なぜ糖尿病と関係があるんだ?」と疑問に思うかもしれません。
その答えは、糖尿病と深い関係があるインスリンにあります。
ミノキシジルの副作用の一つに、インスリンの分泌を抑制するはたらきがあります。
糖尿病の人はインスリンが出にくくなっているため、ミノキシジルを服用するとさらに抑制してしまうからです。
糖尿病を悪化させる恐れがあるため、服用には注意しなければなりません。
服用を避けた方が良い人

ミノキシジルの使用を避けた方がいいタイプの方をご説明します。
高血圧・低血圧で治療中の人
急激な血圧低下でめまいや頭痛、ショック症状が出て、最悪の場合には気絶してしまう人もいます。
腎臓病の持病を持っている人
血管が拡張され血流が増えますので、多くの血液が腎臓の弱っている血管にも流れ込みます。
そのため、腎臓の血管が破裂する可能性があります。
肝臓病の持病を持っている人
先述の通り、ミノキシジルは肝臓にかなりの負担をかけます。
元から肝臓が弱っている人には重篤な障害を引き起こしかねません。
膠原病などの自己免疫疾患の人

免疫力が低下して症状がさらに悪化する場合があります。
そのため、使用する際は担当の医師と相談して決めてください。
また、使用後に持病が悪化してきたら、飲むのを直ちに止め、かかりつけの病院へ行ってください。
糖尿病の人
糖尿病は、腎臓病や肝臓病などとも密接につながっています。
そのため、腎臓や肝臓に負担がかかる可能性が高いミノキシジルは使用しない方が良いでしょう。
服用する際は、かかりつけ医の指導の下に使用してください。
安全にミノキシジルを使いたい場合はAGA専門クリニックがオススメ!
薄毛治療の王道!全国展開のAGAスキンクリニック
0円
- 1カ月4,200円からのリーズナブルな費用が特徴
- 自らの薄毛に悩んだ医師が開発したオリジナルの治療薬が好評
- 月1回30分の通院で済む
- 患者の状態に合わせた適切な処方
- プライバシーへの配慮が抜群
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- 10:00〜21:00まで営業(*クリニックへお問い合わせください)
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まとめ
ミノキシジルは元々血管拡張型の高血圧の薬ですが、発毛効果が認められたために発毛剤として使用されています。
副作用はさまざまですが、主に肝臓・腎臓に負担がかかったり、血管の拡張によって起こったりする症状が認められています。
そのため、自己判断ではなく、医師のアドバイスの下に使用してください。
さらに、重篤な副作用を考えて、使用を控えた方がいい人もいますので、注意してください。
最終更新日: 2021-03-25
タグ:
ミノキシジル
リアップ
発毛剤
AGAスキンクリニック
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