豆乳で薄毛改善を目指す!大豆イソフラボンの抜け毛予防・育毛効果とは?
抜け毛や薄毛の改善に良いと話題になっているのが豆乳です。 豆乳は知っているけど、なぜ飲むと薄毛の改善が期待できるのか仕組みが分からない方は多いのではないでしょうか。 そこで豆乳について詳しく解説していきますので気になる方は注目してみて下さい。
目次
豆乳で抜け毛対策は可能?
豆乳は薄毛に効果的だということをよく耳にします。
豆乳を飲むだけでは劇的な改善までは期待できませんが、ある程度の育毛には期待ができます。
豆乳には髪の毛に良いとされる栄養素が豊富に含まれているからです。
肉類ばかり、インスタント食品やジャンクフードばかりといった偏った食生活を続けていると髪の毛に必要な栄養成分が不足してしまいます。
体に良い栄養素を摂り入れるのが難しいそんな人に、飲むだけで気軽に栄養成分の補給ができる豆乳が役立つのです。
薄毛改善はできる?実際の口コミをチェック
2chで投稿されていた豆乳に関する口コミを紹介していきます。
豆乳で薄毛が改善できるのか気になる方は参考にしてみて下さい。
まじ話です。
最近、育毛剤もつけてないのに、髪の毛が太くて強くなってきてる気がするんです。
お風呂で抜けてた髪の毛も明らかに太くなってる…。なんでだろー??と本気で考えたのですが、
私の生活で変わったことがあったといえば、
2週間前に家族が買ってきた調整豆乳(普通の豆乳ではなくて、飲みやすく改良されてるやつ)を
毎朝コップ1杯飲んでるくらいなんです。もしかしたら、何かしら効果があるのかもしれません。
よくわかりませんが…ちなみに198円の普通の調整豆乳です。
引用元: life.5ch.net
その後いろいろ試しました。
普段の飲み水代わりに豆乳を飲む→変化なし。
豆乳を飲まなかった→気のせいか、髪に元気がない。やはり朝1番にコップ半分飲むのが
1番効率がいいみたいです。それと、生え始めの髪が、明らかに今までよりも硬くなってます。
中間報告でした。
引用元: life.5ch.net
このように豆乳を飲むことで髪の毛に変化を感じている人はいることがわかりますね!
豆乳が薄毛対策にオススメされる理由
豆乳が薄毛対策におすすめなのは、なによりも気軽に入手できるという点です。
スーパーやコンビニ、ネットショップなどで販売されていて、誰でも購入することができますよね。
豆乳の種類によっても異なりますが、続けやすい価格で購入できる点も魅力となっています。
また豆乳特有のニオイや味が苦手な方もいるかもしれません。
そんな人も毎日続けていれば慣れてしまうこともありますので、一度試してみてくださいね!
髪の毛に必要な育毛成分を多数配合している
他の飲料や食品も取り入れて薄毛対策を行うのは大変ですよね。
豆乳には育毛が期待できる多数の栄養成分が含まれているので、豆乳だけでも手っ取り早く育毛対策が取れるのです。
髪の毛に良い主な栄養成分は次の通りです。
大豆イソフラボン
豆乳に含まれている育毛成分のうち、代表的な存在となっているのが大豆イソフラボンです。
クズなどマメ科の植物に良く含まれていますが、日本人は大豆食品を良く親しんでいるため摂取しやすい環境となっています。
なぜ育毛に良いのか後ほど詳説していきます。
アミノ酸
髪の毛に必要な必須アミノ酸には、体内で合成できる「非必須アミノ酸」と体内で合成できない「必須アミノ酸」があります。
この二種類のアミノ酸が揃って良い髪の毛が生えますが、必須アミノ酸は食事によって摂取する以外に方法がありません。
以下が必須アミノ酸です。
- トリプトファン
- リシン
- メチオニン
- フェニルアラニン
- トレオニン
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
- ヒスチジン
これらの必須アミノ酸が多く含まれている食品を摂取したいところですよね。
ここで役立つのが「アミノ酸スコア」!
これはその食品に必須アミノ酸がどの位含まれているかを数値化したもので、100を最大に数が高ければ高いほど必須アミノ酸がバランスよく含まれていることを示します。
なんと豆乳の原料となる大豆はこのアミノ酸スコアが最大の100なのです。
大豆を摂取することが髪の毛の成長に良い影響を与えてくれる理由が分かったでしょうか。
ミネラル
豆乳には亜鉛というミネラルの一種も含まれています。
亜鉛には髪の毛の元となるタンパク質を再合成する働きがあるため必要不可欠な栄養素と言っていいでしょう。
亜鉛が不足すると味覚障害が起こりやすくなるため、人にとっては重要な成分となっています。
ビタミン
その他にも大豆にはビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンEなどビタミン類も含まれています。
細胞の新陳代謝の促進作用が期待できるのがビタミンB2です。
髪の毛の成長に役立つために積極的に摂取したいところですね。
タンパク質の代謝促進作用が期待できるのがビタミンB6です。
タンパク質は筋肉、皮膚、髪の毛、爪など身体様々な部位に不可欠な栄養素になっています。
健康的な頭皮や髪の毛の成長に役立つ栄養素です。
血行促進作用が期待できるのがビタミンEです。
頭皮の血行促進により、毛母細胞が活発化します。
大豆イソフラボンの効果は女性ホルモンによる育毛促進!
ここからは大豆イソフラボンがなぜ育毛に期待できるのか詳しく解説していきます。
メリットだけじゃなくデメリットも分かりやすく解説していくので、気になる方はご覧下さい。
女性ホルモン様作用を持つ
大豆イソフラボンには女性ホルモンのような働きをする女性ホルモン様作用があるため、エストロゲンと似た働きをしてくれます。
エストロゲンは女性らしい体型作りなどに役立つ女性ホルモンです。
また髪の毛の成長を促進させる作用もあるため、エストロゲンが不足しまうと抜け毛が増えてしまうことがあります。
つまり薄毛対策にはなくてはならないものなのです。
「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。
育毛の他にも自律神経を安定させる、骨を丈夫にする、細胞の新陳代謝を促進させるなど様々な働きが期待できます。
産後の薄毛予防にピッタリ!
産後の女性はエストロゲンの分泌が大きく減少するため、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
そのため産後に抜け毛や薄毛の症状が進むことがあるのです。
産後の女性に見られる薄毛の症状のことを分娩後脱毛症と呼んでいます。
個人差があるものの分娩後脱毛症の場合は6か月から1年ほどの期間で自然に治まっていきますが、その期間薄毛に悩む女性はたくさんいるのです。
そんな悩みにも大豆イソフラボンは効果的です!
また薄毛以外にも、エストロゲンには乳腺を増殖させる作用があるので産後の母乳の出やすさという恩恵にも期待できます。
男性ホルモンを抑制し、AGA改善が期待できる
AGA男性型脱毛症では前髪から後退してきてM字型になる、頭頂部から薄くなりO字型になる、その両方から薄くなりU字型になるといった症状が見られます。
男性によって進行パターンが異なりますが、どの進行パターンでも側頭部や後頭部の髪の毛には症状が出ないことが多いです。
そんなAGAの症状にも大豆イソフラボンは有効的なのです。
薄毛の原因の多くは男性ホルモン(DHT)
AGAでは男性ホルモンの一つであるジヒドロテストステロン(DHT)が大きく関わっているのをご存知ですか。
男性にもエストロゲンは存在していますが、薄毛の原因の多くはDHTです。
DHTによって脱毛因子が生成され、この脱毛因子によって髪の毛の成長期が短くなってしまいます。
次第に軟毛化していき、薄毛が広がってしまうのです。
しかしそんなDHTを大豆イソフラボンは抑制してくれます。
AGAの原因となるものを抑制してくれることはとても心強いですよね。
大豆イソフラボンにデメリットはないの?
大豆イソフラボンにあるのはメリットだけではありません。
過剰摂取すると胃腸障害や下痢、神経障害など、人にとって良くない症状が出る恐れがあります。
大豆食品のみでは過剰摂取になる心配は少ない上に、豆乳は植物由来の原材料を使用しているため、過剰に心配する必要はありません。
ただし妊婦さんの場合は特に食事以外から大豆イソフラボンを摂取するのは控えるようにしましょう。
その他にも大豆イソフラボンを摂取する上で気をつけたいのは遺伝子組み換え大豆を原材料に使用していないかです。
遺伝子組み換え大豆は除草剤に強いため、大量に使用されることがあります。
除草剤による健康被害が心配になるため安全性の高い豆乳を選ぶう心がけてください。
豆乳以外で大豆イソフラボンを多く含む食品
豆乳以外の大豆食品には次のようなものがあります。
100g当たりの大豆イソフラボンアグリコンの含有量の目安を表にまとめました。
納豆 | 73.5㎎/100g |
---|---|
豆腐 | 20.3㎎/100g |
油揚げ | 39.2㎎/100g |
きな粉 | 266.2㎎/100g |
みそ | 49.7㎎/100g |
サプリでの摂取もおすすめ
何度飲んでも豆乳特有のニオイや味に慣れなかった場合はサプリを使用すると便利です。
イソフラボン配合のサプリならお水と一緒に飲むだけで、苦手な方でも手軽に補給できるようになります。
なお唐辛子の辛味成分カプサイシンと併用すると、育毛促進作用を持つ成長因子IGF-1を増やすと言われていてさらに効率の良い育毛対策が期待できます。
育毛対策に用いる場合はイソフラボンとカプサイシンも配合されているサプリを選ぶことが一番良いかもしれませんね。
豆乳の選び方・効果的な飲み方まとめ
豆乳と一言でいってもいくつかの種類があります。
それぞれ特徴が異なりますので、ここからはどんな種類があるのか、効果的な飲み方はあるのかなどを説明していきます。
各豆乳飲料の違いとは?
豆乳は大豆を水に浸してミキサーなどで細かくし、水を加えて煮詰めた時にできた汁をこしたものです。
この豆乳には無調整豆乳、調整豆乳、味付き豆乳と大まかに分けて3種類あり、含まれている大豆固形分と大豆タンパク質に違いがあります。
無調整豆乳
大豆固形分8%以上、大豆タンパク質3.8%以上含まれているのが無調整豆乳です。
調整豆乳や味付き豆乳と比べると大豆成分がたくさん含まれています。
その代わりに豆乳特有のニオイと味が強く出るため、苦手な方だと飲みづらいかもしれません。
調整豆乳
大豆固形分6%以上、大豆タンパク質3.0%以上含まれているのが調整豆乳です。
無調整豆乳より大豆成分が少なくなりますが、その分だけ飲みやすくなります。
味付き豆乳
大豆固形分4%以上、大豆タンパク質1.8%以上含まれているのが味付き豆乳です。
砂糖や果汁などを加えてさらに飲みやすくしています。
大豆固形分2%以上、大豆タンパク質0.9%以上でも果汁系の場合は味付き豆乳と呼ばれますが、大豆イソフラボンの含有量も少なくなるため育毛対策には向かないでしょう。
各豆乳飲料の育毛成分量を比較!
無調整豆乳、調整豆乳、味付き豆乳と各豆乳飲料に含まれている育毛成分にどの位の差があるのか気になる人もいるかと思います。
そこでキッコーマンの無調整豆乳、調整豆乳、味付き豆乳で比較していきますので、選び方に迷った時は参考にしてみて下さい。
3商品とも紙パックで希望小売価格90円となっており、金銭的負担が気になる方でも比較的続けやすくなっています。
さらに3商品とも遺伝子組換えでないカナダ産の大豆を使用しており、安全性の高い豆乳となっています。
中でも育毛成分と飲みやすさのバランスが一番取れている特濃調製豆乳は特に続けやすいでしょう。
ただしイソフラボンの含有量が少なめのため、育毛を重視する場合はやはりおいしい無調整豆乳のほうが適しています。
(200ml当たりの栄養成分)
イソフラボン | レシチン | タンパク質 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 鉄 | 亜鉛 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キッコーマンのおいしい無調整豆乳 | 56.0mg | 421.0mg | 9.1g | 0.0mg | 425.0mg | 34.0mg | 56.0mg | 1.1mg | 0.9mg |
キッコーマンの特濃調製豆乳 | 28mg | 316.0mg | 8.8g | 186.0mg | 372.0mg | 114.0mg | 47.0mg | ||
キッコーマンのバナナ豆乳飲料 | 32.0mg | 226.0mg | 5.4g | 41.0mg | 269.0mg | 22.0mg | 32.0mg |
育毛効果を上げる!効果的な飲むタイミング
豆乳は医薬品ではないため基本的にはいつ飲んでも構いません。
しかし栄養成分の吸収が良くなるのは起床後と就寝前と言われてので、このタイミングで飲むことをおすすめします。
また豆乳は脂肪の吸収を抑制する作用も期待できるため、お腹周りが気になる方は食事30分前に飲むと良いでしょう。
豆乳は冷蔵庫に保管することになりますが、冷えたままより温めたほうが栄養成分の吸収が良くなりやすいです。
40度以上に温めるとタンパク質が変性することがあるため、温めすぎにも注意してくださいね。
そして無糖の野菜ジュースを混ぜて飲むこともおすすめです。
野菜ジュースに含まれている栄養成分も同時に摂取できるので一石二鳥ですし飲みやすさもかなりアップしますのでぜひ試してみてくださいね。
豆乳を飲み始めて1日や1週間で育毛の効果を感じることができる訳ではありませんので、毎日根気強く続けて下さい。
飲みすぎはホルモンバランスを乱す原因に
大豆イソフラボンアグリコンの場合、1日摂取量の上限は70mg~75mgと言われています。
1、2日上限を超えたからといってすぐに悪影響が出る訳ではありません。
日常生活での摂取量で健康被害が起きたという報告も見られません。
しかし日常的に過剰摂取が続くとホルモンバランスが乱れる恐れがあるため、毎日豆乳を飲みすぎないように注意して下さい。
おいしい無調整豆乳200ml飲むとイソフラボン56.0mgの摂取ができるため、大豆食品を多めに摂取した時は半分の100mlに減らすと良いでしょう。
本格的な治療は薄毛専門クリニックで
本格的な治療を希望する場合は、薄毛専門クリニックに受診することをおすすめします。
クリニックで治療をすると、豊富な治療法から自分の症状に合う適切な治療を受けることができます。
また、市販では手にすることができない薄毛に効果的な薬を処方してもらうことも可能です。
クリニックに受診することで、効率よく薄毛の改善が期待できるということです。
0円
- 1カ月4,200円からのリーズナブルな費用が特徴
- 自らの薄毛に悩んだ医師が開発したオリジナルの治療薬が好評
- 月1回30分の通院で済む
- 患者の状態に合わせた適切な処方
- プライバシーへの配慮が抜群
- 全国に45院展開、年中無休
- 10:00〜21:00まで営業(*クリニックへお問い合わせください)
- 無料カウンセリング実施中
0円
- 業界初のテレビ電話診察で自宅での薄毛治療が可能
- カウンセリング・初診料・再診料は常に無料
- 料金体系が明確でお薬代は月5,500円〜最大でも31,000円
- オンライン診察の場合は治療薬が自宅に届く
- 無料カウンセリング実施中
総括
豆乳で育毛対策ができることを解説してきましたがいかがでしたか。
大まかにまとめると次のようになります。
- 大豆イソフラボンやビタミン、アミノ酸など髪の毛に良い成分が含まれている
- 高いアミノ酸スコアを持っている
- 大豆イソフラボンには女性ホルモン様作用がある
- 大豆イソフラボンはAGAの原因となるDHTの抑制が期待できる
- 大豆イソフラボンの過剰摂取には注意が必要
- 豆乳には無調整豆乳、調整豆乳、味付き豆乳と3種類ある
- 起床後と就寝前に豆乳を飲むと効率が良い
今回の記事を参考にしながら、豆乳による育毛対策を実践してみて下さい。
最終更新日: 2020-07-21
タグ:
薄毛対策・薄毛治療
*本サービスは、一般的な情報提供を目的としたものであり、診察行為や治療行為を目的としたものではありません。具体的な治療行為等については、必ず、医師等の診察を受けて頂きますよう、お願い致します。
*サイトの情報や紹介している商品は、記事の内容に則して最適だと判断したものを紹介していますが、実際に利用し判断・行動する場合は、ご自身の責任の上で行ってください。