【パントスチンの副作用とは】妊娠中の女性も使用できる？使用の注意点まとめ

パントスチンは、ドイツの製薬会社であるメルツ社によって開発されました。
メルツ社はさまざまな医薬品の開発をしている大手メーカーとして、世界中で知られています。

現在、国内未承認の医薬品ですが、皮膚科や薄毛専門のクリニックによっては、処方しているところもあります。

パントスチンは、女性の抜け毛に効果的で、頭皮に塗布する外用薬タイプの薄毛治療薬です。

女性の主な薄毛の原因は、加齢や更年期により女性ホルモンが減少して、男性ホルモンが増えてくることで起こるFAGA（女性男性型脱毛症）です。
また産後にホルモンバランスが乱れて起こる分娩後脱毛症など、女性には女性ならではの薄毛の原因があります。

パントスチンは、女性にも起こり得る男性ホルモンの影響を抑制し、抜け毛を防いでくれる薬で、治療薬と比較すると副作用の心配が少ないのが特徴です。
女性の場合、プロペシアは生まれてくる男児の生殖機能に悪影響を及ぼす危険性があるので服用できません。
一方パントスチンは、プロペシアのような副作用がないため女性用のプロペシア的存在とも言われています。

パントスチンは男性でも使用可能で、軽度のAGAの場合は効果的だと言われています。

ただし、パントスチンは治療薬と比較すると副作用の心配が少ない分、効き目が少しマイルドなため男性ホルモンを抑制する力が少ないです。
そのためかなりAGAが進行してしまっている方には、なかなか効果が現れにくいでしょう。

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パントスチンに含まれている有効成分は、アルファトラジオールという女性ホルモンの一種です。
アルファトラジオールが作用することによって、薄毛を進行させる男性ホルモンの一種であるDHTの生成を防ぎます。

DHTはヘアサイクルにおける成長期を極端に短くしてしまいます。
それにより、長い年月をかけて成長していくはずの毛髪が、DHTのせいで育たなくなり、髪が細く短い状態で抜け落ちてしまいます。
アルファトラジオールは、DHTを増やさないようにすることで、正しいヘアサイクルで髪の成長をサポートしてくれます。

ただしパントスチンは抜け毛を抑制する治療薬なので、発毛剤や育毛剤のように、頭髪を生やしたり育てる効果はありません。
あくまで抜け毛を防ぐ治療薬なので、他の育毛剤や発毛剤と併用することで、予防と育毛を同時に行うことができ効果的な薄毛の改善に繋がります。

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パントスチンは治療薬と比較すると非常に副作用が少なく、プロペシアやミノキシジルのような血圧の低下や肝機能障害、心拍数の増加などの心配が限りなく低いです。
ただし医薬品には少なからず副作用が付き物なので、どのような副作用があるのか解説します。

ヘアサイクルが乱れた毛髪は成長期が短く、生えてから抜けるまでの期間が短いため、なかなか髪が増えません。
一方、治療によりヘアサイクルが正常に戻ると、新たに生える毛髪が古い毛髪を押しのけるように生えてきます。
このように古い髪が抜けることを、初期脱毛と言います。
これはヘアサイクルが正常に戻りつつあり、成長期が長くなっていく段階です。

抜け毛が増えるのは心配ですが、しばらくすれば抜け毛も治まってくるので、経過を見ながらパントスチンの使用を継続しましょう。
他の副作用については、体質的にパントスチンが合っていない可能性が高いので、もし発生した際はすぐに使用を中止して医師に相談しましょう。

パントスチンは、アルコールフリーの薬ではありません。
頭皮に塗布する外用薬のため、敏感肌や頭皮にトラブルを抱えている方は炎症などを起こす可能性があります。

痛みがあったりヒリヒリする場合は、すぐに使用を中止して医師に相談してください。
そのままの状態で継続してしまうと、頭皮環境はどんどん悪くなり、炎症部分が拡大するおそれがあります。

頭皮に異常が出る場合、最初にかゆみが発生する場合が多く、掻きむしることでひどい炎症に繋がる危険性があります。

掻くことでさらに頭皮の環境を悪くしてしまうおそれありますので、かゆみを感じたら早めに医師に相談するようにしましょう！

発疹も頭皮の炎症やかゆみなどと併発する可能性が高く、これを掻きむしってしまうと頭皮環境を悪くすることに繋がってしまいます。

見た目は蕁麻疹のように、赤い斑点がポツポツとでき、かゆみを伴う場合が多いので、斑点がないか確認しましょう。
特に敏感肌で荒れやすいという方は注意して使用しないといけません。

パントスチンには、今のところ性欲減退の副作用は報告されていません。
しかし、プロペシアと同様に、パントスチンもDHTの生成を防ぐ治療薬であることに違いはありません。

いくら効果がマイルドとは言っても、プロペシアと同じような副作用が起こる可能性はゼロとは言い切れません。
過剰に心配する必要はありませんが、パントスチンより効果の強い薄毛治療薬には、そういった副作用もあるということを把握しておきましょう。

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パントスチンは、妊娠中の女性、産後の授乳中の女性、さらに10代の方の使用に関して、明確な安全性が確認されていませんので、そのような方々の使用はおすすめできません。

また前述したとおりアルコールが含まれていますので、育毛剤や化粧水などで肌がかぶれたり、かゆみが発生したという方は慎重に使用する必要があります。

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パントスチンは女性用の内服薬であるパントガールと併用することで、より高い効果が期待できます。
パントガールは抜け毛を改善し、発毛を促す内服薬で、副作用の心配も少なく、安全性と効果は世界中で認められています。

臨床試験では、3ヶ月間使用した70%の方の抜け毛が減少し、20%の方は抜け毛がほぼない状態まで回復しています。
そのためパントスチンで薄毛の進行を抑制し、パントガールで発毛を促すのが理想的な使い方です。

パントスチンは外用薬なので、他の外用薬と併用してもあまり意味がありませんが、内服薬であるパントガールと併用することで相乗効果が期待できます！

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パントスチンの口コミや、評判はどうなっているのでしょうか？ここからは良い口コミと悪い口コミを紹介します。

今回は、パントスチンについての口コミ・レビューが多く掲載されている大手通販サイト「オオサカ堂」や、2ch、ブログから口コミを紹介します。

1ヶ月程使用していますが、抜け毛が減ったように感じます。
付けた感じはベタベタせずサラッとしています。

引用元: osakadou.cool

二年以上使ってますが抜け毛は使用前より明らかに減りました。
リアッププラスを併用してます。
地肌が気になってたエリアはゆっくり改善
とにかく気長に使ってみて下さい
気が付いたら増えてたぐらいのスピード

引用元: itest.5ch.net

夜、就寝前だけ塗布していました。
効果はさっぱり。
ちょうど不摂生な生活が続いたので、そのせいも大いにあると思いますが、毛が増えたとは言い難くこの評価です。

引用元: osakadou.cool

付属のアプリケーターは使いにくい。

無駄に液体が髪について効果範囲も狭まるしもったいない。

リアップの容器に入れれば無駄なく使えるぞ。

引用元: itest.5ch.net

• 短期間でも抜け毛が減ったという声多数！
• 使用感がよくべたつきが少ない！
• パントガールと併用して効果を実感したという声多数！
• 抜け毛が増えた、減らないという声もある
• 敏感肌の方はアルコールで荒れてしまったという声も多い

パントスチンを使用して「抜け毛が増えた」「抜け毛が治まらない」という声も多かったですが、そういった方の使用期間は1ヶ月ほどで短かいので、初期脱毛と勘違いしている可能性があります。

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パントスチンの購入方法について解説します。
育毛剤や育毛サプリとは違い、医薬品であるパントスチンを購入できるところは、どれくらいあるのでしょうか？

パントスチンは、通販サイトや個人輸入サイトで購入することが可能です。
パントスチンを取り扱っている通販サイトで言えば、医薬品の大手通販サイト、オオサカ堂が有名で、使用者のレビューも多く掲載されています。

またお薬ナビやアイドラッグストアーなどのサイトも、多くの海外医薬品を取り扱っている上に、1つ1つの商品の口コミやレビューも掲載されているので、参考にすることができます。

パントスチンは国内では未承認の医薬品のため、ドラッグストアや薬局などでは市販されていません。
購入方法は、通販サイト、個人輸入サイト、クリニックでの処方ということになります。
パントスチンを取り扱っている通販サイトの価格を、一覧表にまとめましたので、参考にしてください。

オオサカ堂	5,346円
お薬ナビ	7,120円
アイドラッグストアー	5,480円～

通販サイト、個人輸入サイトで取り扱っているパントスチンの価格を比較しました。
1本あたりの購入価格は、オオサカ堂が少しお得だということがわかります。
ただしこの価格はあくまで参考価格です。

通販サイトや個人輸入サイトなら安く購入できますが、さまざまなトラブルが発生する可能性があり安心して購入できません。

個人輸入の医薬品は日本国内では安全性が確認できていないものも多く、品質をチェックせずに販売されている可能性もあります。
それに加え偽造品が販売されていることもあり、正規品を購入できない場合があるのです。
また医師からの処方もありませんので、もし身体に異常を来した場合、責任を持って相談に乗ってくれるところがありません。

通販サイトや個人輸入サイトでの購入には、こうしたリスクが伴いますので注意が必要です！

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パントスチンを手に入れたいのであれば、安全面を考えてクリニックで処方してもらうことをおすすめします。

クリニックなら医師の診察を受けられるので、安全に使用することができますし、症状によって使用する薬も変わってきますので、自分に適した薄毛改善のアプローチが見つかります。

クリニックでパントスチンを処方してもらう場合、価格は10,000～12,000円とサイトに比べて高くなりますが、トラブルに巻き込まれないことを考えると、決して高くないと思います。

東京ビューティークリニックは女性専門のクリニックで、全国に40院以上を展開しています。
発毛相談に訪れた患者の数は14万人以上にも上り、症例数も多く信頼性は抜群です。

土日祝日も開院しているため365日予約が可能で、治療薬の処方以外にも、FAGAメソセラピーやスマートグラフト地毛植毛などの治療法が豊富です。
パントスチンの処方は行っていませんが、パントスチンとの併用で相乗効果が期待されるパントガールは処方されています。

聖心美容クリニックは女性専用の美容医療を行っているクリニックで、日本全国に9院、上海にも1院展開しています。

20年以上の歴史があり、美容外科では初めて国債管理基準ISOを取得しているクリニックでもあります。
毛髪再生外来にも力を入れており、ドクターによる無料カウンセリングも行っているため、初めてクリニックを利用される方におすすめです。

聖心美容クリニックはパントスチンが処方されており、1本11,800円（税込）での購入が可能です。

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パントスチンは、

• 抜け毛を抑える女性用薄毛治療薬
• 抜け毛を抑制する治療薬なので発毛効果はない
• 有効成分アルファトラジオールが薄毛を進行させるDHTの生成を防ぐ
• 副作用は少ない反面、重度のFAGAにはあまり効果が期待できない
• 安全性は高いが起こりえる副作用は初期脱毛、頭皮の炎症、かゆみ、発疹等など
• 妊娠中の女性、産後の授乳中の女性、10代の方の使用では安全性が確認されていない
• 通販サイト、個人輸入サイトで購入可能だが様々なリスクを伴うのでクリニックでの処方でしてもらうのが安全

です。

パントスチンは女性の薄毛の進行を抑制するのに効果的な治療薬です。
ただしある程度継続して使用する必要があることと、副作用がまったくないわけではないということは念頭に置きましょう。

薄毛の進行を防止する治療薬なので、単体での使用は発毛に直接繋がりません。
そのため他の育毛剤や治療薬と併用することを考えてクリニックでの処方をおすすめします。

最終更新日: 2021-03-27

タグ:
パントガール パントスチン

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