つむじはげの治療は病院がベスト?病院での治療法徹底解説!
つむじはげに悩んだ時に、育毛剤などいろいろ試しても、なかなか結果が出ない…。そんな悩みの一つの解決策として、病院での治療という選択肢があります。病院での治療内容や、メリットとデメリットについてご紹介します。
目次
- ▼ 1. つむじはげの治療は病院がいい?そのわけとは
- ▼ 2. つむじはげ6つの原因とは
- (1) つむじはげと生活習慣は深い関わりが!
- (2) 精神的ストレスでの円形脱毛症の可能性も?
- (3) ヘアケアによる刺激も要注意
- (4) 日焼けもダメージの原因に
- (5) 遺伝
- (6) ホルモンバランスの影響
- ▼ 3. 原因別!病院での治療法
- (1) 男性ホルモンが原因のAGAでは内服治療だけでも効果があることも
- (2) AGAの影響を受けにくい後頭部の毛髪を自己植毛
- (3) AGAの解消を目指すならHARG療法(毛髪再生医療)
- (4) 育毛セラピーが有効なことも
- (5) カウンセリングでそのほかの原因を探し解決
- ▼ 4. 病院治療のメリット
- ▼ 5. 病院治療のデメリット
- ▼ 6. 早目の治療で納得の結果を目指しましょう!
つむじはげの治療は病院がいい?そのわけとは
つむじはげの原因は、遺伝やストレス、ホルモンバランスの影響など様々。
このため、それぞれの原因に合わせた対処が必要になります。
薄毛を専門に扱った病院では、カウンセリングで原因を探しアプローチしていくこと、そして内服薬を処方して本格的に治療できます。
今回は、つむじはげの原因として考えられることと、治療法や対処法についてご紹介します。
つむじはげ6つの原因とは
つむじはげと生活習慣は深い関わりが!
つむじはげには、暴飲暴食や塩分の取りすぎ、睡眠不足、喫煙習慣などの生活習慣が原因になっていることがあります。
喫煙は、頭皮の健康に重要なビタミンCも消耗してしまいます。
暴飲暴食や塩分の取りすぎ、喫煙は動脈硬化などで血流が悪くなり、毛根へ十分な栄養がいきわたらなくなります。
また、睡眠時には毛髪の成長に重要な役割をする、成長ホルモンが分泌されています。
睡眠不足だと、成長ホルモンが十分分泌されず、つむじはげの原因になる可能性があります。
精神的ストレスでの円形脱毛症の可能性も?
過剰なストレスを受けると自律神経が緊張し、血管が収縮するため頭皮への血流が悪くなります。
引用元: www.rs-clinic.com
精神的ストレスは、自律神経の乱れで血流が悪化するため、つむじはげの原因の一つになるといわれています。
ただし、精神的ストレスが強い状況で、円形のはげがある場合には、円形脱毛症の可能性もあります。
ヘアケアによる刺激も要注意
刺激の強いシャンプーを使ったり、シャンプーやトリートメントを洗い残してしまったりすることも、頭皮や毛根に悪影響を与え、つむじはげの原因になる可能性があります。
つむじはげを隠そうと、多量の整髪剤を使うのも影響があるようです。
また、パーマやブリーチなどをかけてきた人も注意が必要です。
日焼けもダメージの原因に
日焼けも、つむじはげの原因の一つと考えられています。
その理由として、日焼けによる地肌の乾燥や、紫外線によって受けたダメージの修復に栄養が使われること、頭皮自体がダメージを受けることがあります。
遺伝
現在わかっている薄毛に関する遺伝子は2つです。
・5αリダクターゼの活性の高さを決める遺伝子
・アンドロゲンレセプターの感受性の高さを決める遺伝子父親か母親のどちらか一方でも5αリダクターゼの活性が高い遺伝子を持っていれば、子供にも5αリダクターゼの活性がある遺伝子が受け継がれているのです。
アンドロゲンレセプターの感受性を決める遺伝子は、X染色体に存在しています。
(中略)つまり、薄毛は常に母親からの遺伝になるのです。引用元: www.rs-clinic.com
母方の祖父に、薄毛やはげの方がいるとアンドロゲンレセプター(男性ホルモンのテストステロンやジヒドロテストステロンを受け取る受容体)の遺伝的に、将来はげる可能性は上がると考えられています。
まったく親戚や家族にはげている人がいないのに、つむじはげが気になる場合には、病院を受診して原因を探すのもひとつの方法です。
ホルモンバランスの影響
男性ホルモンと5α-リダクターゼが反応してジヒドロテストロンが産生されることで、AGA(男性型脱毛症)が起こります。
女性の場合は、出産後や加齢により女性ホルモンが低下したときにつむじはげが起こることがあります。
原因別!病院での治療法
男性ホルモンが原因のAGAでは内服治療だけでも効果があることも
つむじはげのような初期のAGAの場合は、内服治療だけでも効果が出ることが多いようです。
病院で処方されることが多い内服薬は、プロペシアという男性ホルモンを抑える薬です。
プロペシアは、半年程度飲み続けると効果が出てくるようですが、中には1ヶ月で産毛が生え始める人もいるそうです。
病院では抗炎症剤やビタミン剤、ミノキシジルなどそのほかの薄毛治療剤などを合わせて処方することが多いようです。
AGAの影響を受けにくい後頭部の毛髪を自己植毛
後頭部の毛は、男性ホルモンによる薄毛の影響を受けにくいという特性を利用し、後頭部の毛を自己植毛するという方法です。
後頭部にはアンドロゲンレセプターがほとんど存在しません。
また、後頭部の頭皮は頭頂部やおでこに比べて弾力性があり、血行が良い状態なので髪に栄養や酸素がいきやすく、もともとハゲにくい状態なのです。
ただし、この方法は外科的な治療になるので、ほかの手術と同様にリスクがあります。
例えば、ショックロスがあります。
自毛植毛の手術後に、移植域の周辺の自毛が一時的に抜け落ちる現象です。
これは副作用のようなもので、発生する可能性は約10%です。
ほかにも痺れ、知覚過敏、顔面のむくみなどの合併症が1%以下ですが起こりえます。
よく相談や確認して、信頼できる医療機関で受けることが大切です。
AGAの解消を目指すならHARG療法(毛髪再生医療)
HARG療法は、脂肪幹細胞から抽出した成長因子とビタミン剤を混合したものを注入することで、毛根の再生を促す方法です。
自分の細胞を使うため、ほかの薬に比べて副作用が出にくいといわれています。
3ヶ月程度で効果が出ることと、成功率が高い方法といわれています。
ただし費用は1回で10万円程度かかることもあり、複数回では数十万から100万円程度かかることが多いです。
また、現在は認定医療機関のみ限られた医療機関でしか受けることができません。
育毛セラピーが有効なことも
育毛セラピーは、毛根に直接薬剤を注入する方法です。
生活習慣や、日焼け、ストレスなどで毛根が弱っている場合、この方法が有効なことがあります。
一昔前までは注射器で注入することが多く、痛みが強かったのですが、最近ではレーザーや超音波を使って薬液を浸透させる方法が出てきています。
病院での内服や外用薬の治療は2~6年かかるともいわれているのですが、育毛セラピーの場合は半年から1年で効果が出てくるというデータもあります。
月1回程度の定期的な通院が必要になります。
カウンセリングでそのほかの原因を探し解決
薄毛や脱毛を専門にした医療機関では、カウンセリングを行っていることが多いです。
カウンセリングで、脱毛の原因となる生活習慣や日焼け、ヘアケア、精神的ストレスなどを見つけて、それらの指導を受けることが出来ます。
つむじはげは、遺伝や男性ホルモンの影響だけでなく、多くの原因があります。
これらの原因をひとつづつ解決していくことが、効果を高めるために重要です。
病院治療のメリット
短期間で効果が望める治療や最先端の治療が受けられる
薄毛や脱毛専門の医療機関で治療を受ける場合のメリットとして、自分ではできない最先端の治療が受けられることがあります。
植毛、再生医療などは、自宅では受けることができません。
専門家の意見を聞きながら治療できる
生活習慣やホルモンバランスなど、原因が多岐にわたっているつむじはげでは、一つ一つの原因にアプローチしていくことが重要です。
医療機関では、専門家の意見を聞きながら治療できるのは大きなメリットといえます。
育毛剤の自己判断での使用は危険なことも
育毛剤は、医薬部外品や医薬品のものが多く、副作用が存在します。
もちろん、添付文書には使ってはいけない状態の人について記載されているのですが、素人には判断が難しいことも。
やはり、薬を使う場合は専門的な医療機関を通す方が安心です。
病院治療のデメリット
自由診療のため費用は高額ことが多い
ほとんどの医療機関での治療は、健康保険が使えるので自己負担は一部です。
一方、薄毛や脱毛の治療は自由診療のため、費用が高額になることが多いです。
とくに、先端医療の場合は値段が高い傾向にあります。
ただし、育毛剤の効果が長期間かかることを考えると、医療機関で短期間で効果が出る方法は、一時的にはコストが高くても、長期的にみるとそうとも言い切れない場合もあります。
早目の治療で納得の結果を目指しましょう!
ほかの病気でもそうですが、つむじはげの場合も早期治療がカギとなります。
もし病院での治療を考えているなら、早めの受診をおすすめします。
自分流での薄毛対策に限界を感じたら、無料カウンセリングを受けてみるのも一つの方法といえます。
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最終更新日: 2021-03-24
タグ:
O字ハゲ(頭頂部ハゲ/つむじハゲ)
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