女性の薄毛は治せる?治療法の種類・効果・副作用を徹底解説
女性の薄毛の原因や治療法、治療に伴う副作用を徹底解説!オススメ薄毛治療法、女性向けの薄毛治療を行うオススメの病院もご紹介します!
目次
女性の薄毛は治せる時代!
最近は女性へのサポートが充実している薄毛専門の病院も増えており、病院で薄毛治療を始める女性の方は多くいます。
しかし、薄毛治療についてよく知らないと思わぬトラブルの原因となりかねません。
薄毛治療をする際には医師のサポートはもちろん、自分の知識も大事になってきます。
そこで、治療法や効果、副作用など、女性の薄毛治療について知っておくべき知識を徹底的に解説していきます。
育毛と薄毛治療の違い
薄毛対策をする上で育毛や発毛といった言葉をよく聞きますが、具体的な違いはその目的にあります。
育毛は現状の維持している髪の毛を育てることと、抜け毛を防ぐ目的があります。
基本的には、血行改善と髪に栄養を与える有効成分が含まれた、市販で買える育毛剤が使用されています。
対して発毛は、育毛に加え新たに髪が生えてくるのを促進する効果があり、ミノキシジル等の発毛効果が認められた成分で脱毛症などを改善する目的があります。
育毛剤に対し発毛剤や薄毛治療薬は、直接的に原因に作用し髪を発毛させる強い効果があるため医薬品として扱われます。
そのため発毛剤を使った治療を行うには医師からの処方が必要です。
他にも育毛メソセラピーなど、有効成分を直接頭皮に注入するものも薄毛治療に含まれます。
将来的に薄毛が心配だという方は育毛剤を使った予防を、現状の薄毛や抜け毛を改善したい方には薄毛治療(発毛治療)をおすすめします。
女性も薄毛に!?女性の薄毛の種類と特徴とは
薄毛といえば男性特有のものと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、女性も抜け毛や薄毛といった症状がおきることがあります。
女性に発生しやすい脱毛症は様々ありますが、特に
- FAGA(女性男性型脱毛症)
- 分娩後脱毛症
- 円形脱毛症
などが挙げられます。
FAGAは男性によく見られる男性型脱毛症(AGA)の女性版です。
「びまん性脱毛症」とも呼ばれて、特に多く見られる脱毛症です。
AGAは生え際やつむじなど部分的な薄毛が目立つことが特徴ですが、FAGAの場合は髪全体が少しずつ薄くなっていきます。
また、産後に起こるため「産後脱毛」とも呼ばれる分娩後脱毛症も、女性特有の脱毛症です。
妊娠中から出産後にかけてホルモンバランスが乱れることで、一時的に抜け毛が増えることがあります。
他にも、ポニーテールなどで髪を引っ張り続けることで側面が薄くなる「けん引性脱毛症」や、ストレスや免疫異常が原因と言われる突発性の「円形脱毛症」も発症することがあります。
女性の抜け毛・薄毛の原因
女性の薄毛の原因は様々ですが、主な原因はホルモンバランスの乱れです。
女性ホルモン「エストロゲン」は髪の成長を促す働きがありますが、加齢やストレスの影響や、生活環境が変化するとホルモンバランスが乱れ、分泌量が減ってしまいます。
そうなると、元々は男性ホルモンより女性ホルモンが優位だったところが逆転し、結果、男性ホルモンの影響を強く受け、薄毛・抜け毛につながります。
ストレスや悪い生活習慣はこういったホルモンバランスの乱れを引き起こす以外にも、血行不良などを引き起こし髪の成長に必要な栄養の供給ができなくなることもあります。
女性ホルモンに関する記事はコチラからご確認ください↓
女性の薄毛や抜け毛の原因は様々です。
エストロゲンの減少、ホルモンの低下によ...
薄毛治療を行うなら専門クリニックへ!
医薬品を伴う効果的な発毛治療を行いたい!という方は、皮膚科や育毛サロンではなく専門クリニックを受診しましょう!
普通の皮膚科は頭皮の炎症、湿疹、かぶれ、痒み等の治療にはおすすめですが、抜け毛を止めるような直接的な治療ではなく、頭皮の異常を解消する方法で治療するため、根本的な解決には至ることができません。
また育毛サロンは頭皮の環境を改善し発毛を促進することを主な目的としたサービスのため、既に脱毛症を発症している方、抜け毛がひどくなった方には治療効果に期待することは難しいです。
それに対して専門クリニックでは、発毛のために症状に合わせた治療を行ってくれる他、一人一人へのサポート・ケアも充実しています!
女性の薄毛治療法を徹底解説します!
女性の薄毛に最適な治療法は、上記でも挙げてきた育毛、発毛剤を含め、様々な方法があります。
この項目では育毛剤からHARG治療や育毛メソセラピー等を順番にご紹介していきます。
治療法1:内服薬治療
男性のAGA治療と同様に内服薬での治療が行われます。
男性の場合は、血行を良くし発毛を促すミノキシジルが主成分の「ミノキシジルタブレット」が処方されることが多いですが、副作用への懸念や治療の最適化を考慮して、薄毛女性の方には「パントガール」が処方されることが多いです。
女性の薄毛は、頭皮へのダメージやホルモンバランスの乱れによって、栄養不足がおきたりヘアサイクルが乱れたりすることが主な原因であるため、栄養供給と頭皮環境の改善が期待できるパントガールは女性の薄毛に効果的です。
『パントガール』は女性専用の育毛剤です。
しかも飲み薬のタイプとして世界初の...
内服薬治療の副作用
パントガールには、現在のところ副作用の報告がありません!
そのため安全性の高い女性用育毛剤として幅広く利用されています。
しかし自己判断で飲み方を変えることは効果作用に変化が生じてしまうので、用法用量を守って正しく服用していきましょう。
ミノキシジルタブレットを使用した場合も、重篤な副作用はそれほど多くはありませんが頭皮・肌の痒み、赤みといったアレルギー反応を感じたり、体毛が濃くなったり(多毛症)することがあります。
効果や副作用の点から、女性に高濃度のミノキシジルが処方されることはほとんどないですが、低濃度でも使用していくのであれば、使用上の注意や注意点をよく守り、症状や状態が合わせて使用していきましょう!
治療法2:外用薬治療
内服薬と一緒に外用薬が処方されることがあります。
処方されることがあるのは、女性用に低濃度のミノキシジルが配合されている「リアップリジェンヌ」とプロペシアと同様の効果が期待される「パントスチン」などです。
パントスチンは、プロペシアと同様に脱毛原因である男性ホルモン、DHT(ジビドロテストステロン)の働きを抑える効果があるため、抜け毛予防として処方されます。
外用薬治療の副作用
多少ではありますが、パントスチンには副作用があるという報告例はあります。
ですがそれでも、頭皮の炎症、発疹、発赤、かゆみといったもので、重篤なケースはまだ確認されていないとのことだそうです。
ミノキシジルの場合も重篤な副作用は報告されていませんが、メーカーの臨床試験では刺激感、皮膚炎、かぶれなどの皮膚症状が起きたことが確認されているので、体調に少しでも不安を感じたら使用を中止し、医師に相談するようにしましょう!
治療法3:育毛メソセラピー
育毛メソセラピーは、治療に有効な薬(カクテル)を患部に直接注入し、浸透させる治療方法です。
ミノキシジルや、髪の成長に必要なビタミン・アミノ酸を配合した薬を直接患部に浸透させることで、より早期の改善が期待できます。
内服薬と併用されることが多く、処置自体は1ヶ月ごとおきに行われ、合計6回から12回ほど行われます。
最新の医療技術である育毛メソセラピーをご存じですか?内服薬、外用薬でも効果...
育毛メソセラピーの副作用
育毛メソセラピーの副作用は報告されていません!
治療には注射を使用するため、注射針の痛みを感じることもありますが、クリニックによっては患部を冷やすなどの処置がおこなれるため、痛みもほとんどなく治療が行われます。
治療法4:HARG療法
HARG療法(毛髪再生医療)は、女性の薄毛に対しても有効的な脱毛症治療の1つです!
育毛メソセラピーと同様薬を直接頭皮に注入し浸透させる方法で、早期的な治療が期待できます。
育毛メソセラピーとの違いは薬の成分にあります。
HARG療法はミノキシジルやビタミン・アミノ酸と一緒に、髪の元になる毛母細胞の細胞分裂を活性化する働きを持つ成長因子が配合されています。
育毛メソセラピーには成長因子が配合されていません。
そのためHARG療法は育毛メソセラピーより高い料金設定となっています。
ハーグ治療法はこれまで改善が難しかった薄毛の悩みを解消してくれる治療法です...
HARG療法の副作用
HARG療法に関して、アレルギーの危険性や副作用の発症報告は出ていません。
HARGカクテルに使用される成長因子は幹細胞から直接取り出されますが、不純物を極限まで除去し、ガンマ線による殺菌を施してあるので極めて安全性の高い*ものとなっています。
治療法5:自毛植毛
自毛植毛は、発毛剤や育毛メソセラピーといった治療で効果がなかったときに、行われることが多い治療法です。
自毛植毛は本来、男性ホルモンの影響を受けにくい側頭部、後頭部の毛髪を、頭頂部やおでこの患部に移植する方法です。
そのため全体的に薄毛になっていくFAGAに自毛植毛を行う時は、高い技術と、症状に合わせた施術方法の選択が必要になってきます。
広範囲を施術に向いているメスを使った「FUT法」、丁寧な作業が可能なメスを使わない「FUT法」「ニードル法」とありますので、自毛植毛を行うときは病院の実績をチェックし、自分の症状に合った施術はどれだろうと医師としっかり相談することをおすすめします。
抜け毛が多いことに気づいたら不安になりますよね。
一口に抜け毛と言っても、そ...
自毛植毛の副作用
副作用には、
- 傷跡が残りやすい
- まぶた等にむくみ、腫れ物ができる
- 一時的なショックロス
などがあげられます。
「FUT法」と呼ばれるメスを使う手術を行うと、傷跡が残りやすくなるリスクがあります。
腫れやむくみの場合、頭皮に注入される麻酔が術後、日が経つ毎に下に下がっていくことで腫れやむくみを起こすと言われています。
基本的には、術後1週間程度で腫れやむくみが治まるということですので、重篤と考えなくても問題ないケースがほとんどです。
そして、植毛後に既存の髪が抜け落ちることをショックロスと言いますが、これは男性より女性の方がよく起きるとされています。
このショックロスによる抜け毛は一時的なもので、その後自然と回復していきます。
【注意】プロペシア、ザガーロの使用は厳禁!
女性でも使ってはいけない育毛・発毛剤というのがあります。
それは「プロペシア」と「ザガーロ」です!
何故使用してはいけないといいますと・・・・・
- お腹の中にいる男の子の生殖器官に発達異常を起こす可能性がある
- ザガーロに含まれているデュタステリドはFAGA(女性男性型脱毛症)に効果がない
という理由が挙げられます。
プロペシアの有効成分であるフィナステリドと、ザガーロの成分デュタステリドが体内に吸収されると、お腹の中にいる男の子の生殖器官に発達異常を起こす可能性があると言われているため、妊娠中の女性は特に注意が必要になります。
また皮膚からも有効成分を吸収する性質があり、触れることすらNGと言われています。
一緒に暮らしている男性が使用している場合は、保管や使用についての配慮が必要です。
おすすめの女性の薄毛治療専門クリニック
さてここでは、ハゲ治療ゼミがオススメする専門クリニックをしっかりとご紹介していきたいと思います!
どれも一度は聞いたことのあるクリニックですので是非とも御覧ください!
AGAスキンクリニック・レディース院
AGAスキンクリニック・レディース院は、女性専門の薄毛治療クリニックで、発毛実感率99.4%、外来実績33万人以上といった確かな実績があります。
AGAスキンクリニック・レディース院の治療方法は様々。
パントガールの処方、女性用のオリジナル発毛剤の処方、育毛メソセラピー、HARG療法など、豊富な治療が用意されているため、より多くの選択肢の中から自分に合った治療を受けることができます。
AGAヘアクリニック
AGAヘアクリニックは2016年に開院したクリニックでテレビ電話での診察が可能です。
そのほか初診料と再診料が無料となっています。
基本的に料金は薬代のみなうえ、料金体系が非常に明確で「月々のお薬代は5,500円~最大31,000円まで」と明言してあります。
スマホでの遠隔診療により自宅での薄毛治療が可能なため、忙しい方や何度もクリニックに通いたくない方におすすめです。
テレビ電話診察を終えると4~5日ほどで治療薬が自宅に届きます。
0円
- 業界初のテレビ電話診察で自宅での薄毛治療が可能
- カウンセリング・初診料・再診料は常に無料
- 料金体系が明確でお薬代は月5,500円〜最大でも31,000円
- 治療薬は郵送も可能
- 無料カウンセリング実施中
おすすめの育毛剤
副作用がある発毛治療はちょっと不安…という方は、まずは育毛剤から試してみるのもありだと思います!
ハゲ治療ゼミが厳選した、いま売れている女性専用の育毛剤をご紹介するので、是非参考にしてみてください!
総括
今回は女性の薄毛に必要な発毛治療を主にご紹介してきました。
- 女性が使えるのはパントガールやパントスチン、ミノキシジルが配合された発毛剤である
- プロペシアとザガーロの使用、接触は厳禁!
- 発毛剤治療以外にも、自毛植毛、育毛メソセラピーという治療法がある
等を主に挙げてきました。
女性の薄毛の原因である脱毛症は放置しておけば置くほど悪化してしまい、育毛剤や発毛剤だけでは治すことが難しくなってきます。
そうならないためにも、初期の段階でクリニックで無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
頭皮の状況が明確にわかれば、最適な治療方法が見つけれ、早期の改善が期待できます!
最終更新日: 2021-03-30
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表参道ウィルAGAクリニック
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