M字はげって、遺伝?それとも病気? M字回復のための対策と治療法
M字はげはAGAという男性型脱毛症の典型的なもので、遺伝的要素が強く働いています。しかし、AGAの原因は遺伝だけではありません。M字はげにならないための予防と、M字はげから回復するための対策を紹介します。
目次
M字はげの原因は遺伝だけじゃない!?
M字はげとは、額の両側の生え際が薄くなって、まるでそり込みを入れたように後退していく症状をいいます。
父親もそうだった、遺伝だからしかたない。
そう言ってあきらめている方はいませんか?M字はげはAGAという男性型脱毛症の典型的なものです。
そして、たしかにAGAには遺伝的要素が強く働いています。
そもそも薄毛の原因は、テストステロンという男性ホルモンと5α-リダクターゼという酵素が結びつくことによってジヒドロテストステロン(DHT)という物質が生成されます。
このDHTの影響で薄毛になる症状をAGAといいます。
DHTの生成は、母方の家系の遺伝によるものが強いといわれています。
しかし、AGAには遺伝以外にもいくつかの原因があります。
ストレス
ストレスを感じると血液循環にかかわっている自律神経の働きが乱され体内の血液循環が悪くなります。
自律神経は頭皮の下に密集しており、交感神経と副交感神経で構成されています。
交感神経が血管を縮め、副交感神経が血管を緩める働きをしているのですが、この2つの神経のバランスが崩れると頭皮が血行不良になり、髪にまで栄養が届かなくなります。
M字はげだけでなく、その他の薄毛の原因にもストレスがあげられます。
睡眠不足
人間は睡眠をとることで、体を回復させており、髪を育てる成長ホルモンも睡眠時にたくさん分泌されています。
そのため、睡眠が少ないと成長ホルモンの分泌が少なくなり、薄毛を引き起こすことになります。
また、睡眠不足は全身の血管を収縮させてしまうので、頭皮にアミノ酸などの栄養が上手く流れていかなくなります。
タバコ
喫煙は、ニコチンにより血液循環を悪くするだけでなく一酸化炭素を発生させ頭皮の代謝を悪くさせます。
血流や代謝が鈍くなると、髪に栄養が届きにくくなり薄毛の原因となります。
頭皮の汚れ
頭皮が汚れていると毛穴に皮脂がつまり、雑菌が繁殖します。
さらに毛穴に皮脂が詰まっていると毛髪の固着力が低下して、抜け毛が頻繁になる可能性があります。
頭皮を清潔に保つことも発毛には必要なことです。
シャンプーしてしっかりと汚れを洗い流し頭皮を清潔に保つようにしましょう。
M字はげにならないために
M字はげを予防するために育毛剤を使ったり、医師に相談する前にまず自身の生活習慣を見直してみましょう。
発毛や育毛に適していない生活を送っているかもしれません。
改善すべき生活習慣
1.規則正しい生活をする
不規則な生活によって自律神経が乱れ、頭皮の血行悪化をまねきます。
髪は夜育ちます。
睡眠時間は、髪にとって非常に大切です。
食事には亜鉛・ビタミン・ミネラル・アミノ酸といった、髪に良い栄養素をバランス良く取り入れます。
具体的には、生ガキ、大豆やナッツ類、鶏肉、ワカメ、緑葉職野菜、乳製品、などがおすすめの食材です。
また、不足しがちなものはサプリメントで補ってもよいでしょう。
2.ストレスをためない
ストレスを感じると血管が収縮し、頭皮の血行が悪くなります。
ストレスをため込みがちな人は適度に発散するようにしましょう。
3.タバコを吸いすぎない
喫煙は育毛に必要なビタミンCを消費してしまいます。
また毛髪への影響だけではなく、健康を損なう恐れがあるのでなるべく控えるように心がけましょう。
4.運動をする
運動は全身の血行を良くします。
また適度な運動は自律神経の働きを整えると共にストレスの発散にもなります。
運動をする習慣をつくるようにしましょう。
5.シャンプーと頭皮マッサージ
指の腹で頭皮を優しく揉み、頭皮の血行促進をおこないます。
シャンプー時には、しっかり泡立てて優しく洗いしっかりすすぐようにしましょう。
頭皮の血行をよくし自分本来の頭皮を保つことが育毛や発毛には必要です。
しっかりとした対策と治療がM字回復をもたらす
M字はげを回復させるためには、体に無理をかけない定期的な運動、規則正しい生活、バランスのよい食生活などの改善は必要なことです。
また、生活習慣の改善以外にも直接的に頭皮の血行を良くしDHTの生成を抑制し続けることも重要となってきます。
M字はげは男性ホルモンの影響で発症しているためAGA治療薬を用いてDHTの生成を抑止しすることが大切です。
症状の改善が期待できない場合には医療機関を受診することをおすすめします。
お勧めのクリニックはこちら↓
最終更新日: 2021-03-24
タグ:
M字ハゲ(生え際・前髪の薄毛)
薄毛対策・薄毛治療
生活習慣
遺伝
*本サービスは、一般的な情報提供を目的としたものであり、診察行為や治療行為を目的としたものではありません。具体的な治療行為等については、必ず、医師等の診察を受けて頂きますよう、お願い致します。
*サイトの情報や紹介している商品は、記事の内容に則して最適だと判断したものを紹介していますが、実際に利用し判断・行動する場合は、ご自身の責任の上で行ってください。