若ハゲにも様々な種類がある!若ハゲの種類と対策まとめ【画像付き】
皆さんは、若ハゲにも様々な種類があることをご存じですか?敵を知り、己を知れば百戦危うからずという言葉があるように、若ハゲの種類を知ることで、有効な対策を知ることができます。
目次
若ハゲのハゲ方には種類がある!
U字
日本人に最も多いハゲ方が、U字型のハゲです。
A字型と呼ばれることもあります。
バーコードハゲのように、両サイドと後ろ側にしかけが残らないのがこのタイプです。
額の中央部分から徐々に髪の毛が薄くなっていく事が多く、それがだんだん頭頂部に向かって広がっていきます。
M字
眉の上あたりや、サイドの生え際から徐々に髪が薄くなっていき、正面から見るとアルファベットのMのような形にハゲてしまうのが主なパターンです。
場合によっては頭頂部も同時に薄毛になってしまうこともあります。
最終的には両サイドと後ろ側にしか毛が残らないこともありますが、その場合前髪の一部分だけが薄毛のまま取り残されるケースもあります。
O字
つむじや頭頂部から徐々に薄くなっていき、最終的には他のハゲ方と同様、両サイドと後ろ側にしか毛が残らないこともあるのがO字型のパターンです。
U字型の次に日本人に多いパターンで、自分で気づいたときにはかなり進行していることもあります。
シャンプーの時に抜け毛が多いと感じたら、鏡や触診で頭頂部をチェックしてみたほうがいいでしょう。
若ハゲの原因となる病気の種類
男性型脱毛症(AGA)
その名前の通り、男性に多くみられる脱毛症です。
男性ホルモンであるテストステロンが、5α-リダクターゼという酵素と結びつくと、ジヒドロテストステロンに変化します。
このジヒドロテストステロンが髪の毛の正常な成長を妨げることで起こると言われている脱毛症で、頭頂部や前頭部が徐々に薄くなっていきます。
瀰漫(びまん)性脱毛症
瀰漫(びまん)性脱毛症は、女性に多く起こる脱毛症です。
脳下垂体から分泌されるホルモンバランスの乱れが原因と言われており、髪全体が薄くなったり、髪が細くなってきたりします。
パーマやカラーリングを行うことで瀰漫(びまん)性脱毛症になることもあるので、頻繁に行っている場合は回数を減らしたり、ヘアスタイルを変更したりするほうがいいかもしれません。
薄毛が気になる女性の方は、こちらの記事も是非ご覧になってください。
分け目ハゲを上手に隠すには、いったいどんな髪型にすればいいのでしょうか?今...
こめかみといえば、おばあちゃんが頭痛の時に梅干しを貼っていたり、ヨーロッパ...
脂漏(しろう)性脱毛症
脂漏(しろう)性脱毛症とは、頭皮に皮脂が大量に分泌されることで皮脂がフケと共に毛穴を塞ぎ、炎症が起こることが原因で起こる脱毛症です。
ホルモンバランスの乱れや、間違った洗髪などが原因で起こることが知られています。
粃糠(ひこう)性脱毛症
粃糠(ひこう)性脱毛症は、フケや皮脂が異常発生した際に乾燥したフケが毛穴を塞ぎ、頭皮に炎症が起こることで発症する脱毛症です。
かゆみがある事が多く、搔きむしってしまうことでさらに悪化することがあります。
分娩後脱毛症
分娩後脱毛症は、女性特有の脱毛症です。
女性が妊娠し出産するとホルモンバランスが乱れることがありますが、その乱れによって出産後に抜け毛が多くなってしまうことがあるのです。
しかし、出産によるホルモンバランスが原因なので、時間が経過すれば自然に治ることが多いのも特徴です。
牽引(けんいん)性脱毛症
牽引(けんいん)性脱毛症は、ヘアアレンジを積極的に行う人に多い脱毛症です。
髪の毛を強く引っ張ったままゴムなどで縛ると、引っ張られた髪の毛根がダメージを受けます。
そのダメージが蓄積すると、引っ張られた場所がどんどん薄くなってしまうのです。
そのため、ヘアアレンジをする際は髪を強く引っ張らないようにして、毎回アレンジを変えましょう。
若ハゲの予防・進行を遅らせるための対策
頭皮を清潔に保つ
脂漏(しろう)性脱毛症や粃糠(ひこう)性脱毛症は、頭皮の状態が悪いことで引き起こされます。
そのため、頭皮を常に清潔に保つことが大切です。
頭皮を清潔に保つためには、1日1回必ず洗髪をしましょう。
その時、シャンプーやリンスは頭皮に合っているものを使い、強く引っかかないように気をつけ、すすぎも丁寧に行いましょう。
マッサージをする
頭皮の血行が悪いと、髪に栄養が行き渡りにくくなります。
そのため、定期的に指の腹を使って頭皮全体をマッサージしましょう。
同時にこめかみや首筋なども押し上げると効果的です。
正しい洗い方やマッサージ方法については、こちらを参照してみてください。
毎日当たり前のようにしている「シャンプー」。
このシャンプーこそが、若ハゲの...
違和感を感じたら病院に行く
男性型脱毛症(AGA)を治療するためには、治療薬を服用したり、外用薬を頭皮に塗ったりするなどの方法をとる必要があります。
初期段階で専門の医師に診てもらうことが早めの回復につながっていきますので、違和感を感じた時点で恥ずかしがらず病院に行くべきでしょう。
ストレスを解消する
瀰漫(びまん)性脱毛症などの脱毛症では、ストレスが抜け毛の原因になっていることがあります。
ストレスを溜めると血流が悪くなってしまい、頭皮に栄養素がうまく行きわたらないからです。
そのためストレスを溜めないように、適度に発散していきましょう。
規則正しい生活をする
脂漏(しろう)性脱毛症や瀰漫(びまん)性脱毛症では、ホルモンバランスの乱れが抜け毛の原因になっている場合があります。
ホルモンバランスが乱れる原因は、夜更かしや偏った食生活、運動不足などが挙げられます。
そのため、早寝早起き、1日3食、適度な運動を心がけて、規則正しい生活を送るようにしましょう。
最終更新日: 2021-03-24
タグ:
AGA・若ハゲの治療
薄毛対策・薄毛治療
*本サービスは、一般的な情報提供を目的としたものであり、診察行為や治療行為を目的としたものではありません。具体的な治療行為等については、必ず、医師等の診察を受けて頂きますよう、お願い致します。
*サイトの情報や紹介している商品は、記事の内容に則して最適だと判断したものを紹介していますが、実際に利用し判断・行動する場合は、ご自身の責任の上で行ってください。