【そんなものはない】被害に要注意!女性ホルモン配合の育毛剤が危険な理由
女性ホルモン配合の育毛剤には注意が必要です!そもそも女性ホルモンを配合したものは「医薬品」であり、育毛剤に女性ホルモンは入っていません。女性ホルモンを過剰に摂取する危険性も解説していますので、被害に遭う前にぜひ読んでください。
目次
女性の薄毛と女性ホルモンの関係
女性ホルモンと薄毛の関係は切っても切り離せません。
その理由に女性ホルモンであるエストロゲンが大きく関係します。
エストロゲンは髪の健康に関わるホルモンで、分泌量が乱れることにより抜け毛が増大します。
びまん性脱毛症(FAGA)の原因とも言われ、抜け毛に加え髪が細くなりますので、髪型の維持も難しくなることがあります。
また、エストロゲンが乱れると不妊になる恐れがあります。
エストロゲンは別名「卵胞ホルモン」とも呼ばれ、卵胞の成長をサポートします。
妊娠や出産の際に必ず必要になりますので、エストロゲンの乱れが出ないようにするのがポイントです。
女性が薄毛になってしまう要因
薄毛の原因は主に、月経不順、無月経、PMS(月経前症候群)、更年期障害、不眠(睡眠不足)、過剰なダイエットの6つです。
月経不順は、女性ホルモン「エストロゲン」が乱れることで起こります。
エストロゲンが減少すると、男性ホルモン「テストステロン」の作用が強まります。
このテストステロンは、髪の成長を妨げる「DHT(ジヒドロテストステロン)」を生成するので、徐々に薄毛が進行します。
90日以上にわたり生理が来ない無月経や、生理前にイライラしたり腰痛や頭痛が起こったりするPMS(月経前症候群)も、月経不順と同様です。
女性ホルモンのバランスが乱れている証拠なので、早急な処置が必要になります。
更年期障害は、加齢とともに女性ホルモンの分泌が減ってしまうので、ホルモンバランスを崩している状態になります。
こちらも、髪の成長に必要なエストロゲンの分泌が減ってしまうので、薄毛の進行が起こります。
不眠(睡眠不足)は、必ずしも薄毛になるわけではありませんが、長く続く場合には薄毛になる可能性が高くなります。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されるので、不眠や睡眠不足が続くと髪の成長を促す十分な時間を与えていない状態になり、薄毛に繋がる可能性があります。
過剰なダイエットの場合は、栄養の欠如、ストレスによるホルモンバランスの崩れが懸念されます。
特にダイエット中は過剰に食事制限をすることが多いですので、髪を生成するために必要な栄養素であるタンパク質が不足しがちになり、薄毛の進行を早めてしまいます。
また、ストレスが強くかかりやすく、血行不良を起こし、髪の毛への栄養を届ける役割が滞ることも懸念されます。
髪の毛の成長にはヘアサイクルと呼ばれる周期があり、成長期、退行期、休止期の3つの状態に分かれます。
新しい髪の毛を生成するための期間が成長期で、普通は4~6年間続きます。
退行期は成長が止まってしまう期間で2~3週間、休止期は髪の毛が抜けるのを待っている状態で3~4カ月続きます。
薄毛の場合、このヘアサイクルが何かしらの原因により乱れてしまうことで起こります。
更に詳しい情報を知りたい場合は、下記のリンクにて詳しい情報が載っていますので、一読してみてください。
女性の薄毛や抜け毛の原因は様々です。
エストロゲンの減少、ホルモンの低下によ...
女性ホルモン配合の育毛剤なんてない!
最近、女性ホルモン配合を謳う育毛剤が出てきていますが、育毛剤で女性ホルモンが配合されているものは存在しません。
その理由ですが、女性ホルモンは体内で作られるものであるからです。
例えば、エストロゲンはコレステロールから生成されます。
コレステロールからすぐに変換されるわけではなく、何段階か経てエストロゲンになっていきます。
他の女性ホルモンも体内で生成されるものであることを頭に入れておきましょう。
女性ホルモンが配合されているものは医薬品
女性ホルモンが配合されているものは、医薬品です。
例えば、エストラジオールという女性ホルモンの一種が配合されている、更年期障害を治療をする薬があります。
女性ホルモンを配合している場合、人体に多大な影響を与える可能性があるため、育毛剤に入れることは通常あり得ません。
育毛剤は医薬品ではないので、もし女性ホルモン配合の育毛剤を見かけたら注意が必要です!
女性ホルモンの配合は技術的に難しい
女性ホルモンの分泌は、ほんのわずかでしかありません。
人工的に抽出できたとしても、身体に適応できる量を配合することは極めて難しく、医薬品でない育毛剤ではできません。
もしも「女性ホルモンを高濃度で配合」などと宣伝している育毛剤があれば、信ぴょう性が低く、かなり怪しい商品ですので注意しましょう。
女性ホルモンを頭につけても意味がない
バルジ領域は、発毛を促す司令塔の役割を持ち、ここが機能することで髪が生えます。
しかし、これは頭皮の奥にある毛根に近い場所にあります。
女性ホルモンを配合した育毛剤が仮にあったとしても、育毛剤は頭皮の表面に塗るものですので、現代の技術ではここまで届けることができません。
女性ホルモン配合の育毛剤が危険な理由
女性ホルモン配合として紹介している育毛剤には注意が必要です。
女性ホルモンの扱いが難しいために、被害に遭う前にきちんとした知識を入れましょう。
ホルモンは極微量でも大きな影響を及ぼす
まず、念頭に入れておきたいのが、体内に作られるホルモンは極微量であることです。
技術的に少量の女性ホルモンを生成することは難しいために、仮に女性ホルモンを配合した育毛剤があったとしても、適量配合されているかは疑問です。
副作用の可能性
極微量しか必要ない女性ホルモンを必要以上に体内に摂取した場合、副作用が起こる可能性が大きいです。
顔のむくみや頭痛、食欲不振などの軽い症状で済む場合もありますが、エストロゲンを過剰に摂取した場合、子宮がんになる恐れがありますので注意しましょう。
女性の女性・男性ホルモンに作用する育毛剤の使用は要注意!
女性の場合、プロペシアやザガーロなどの男性用の発毛剤の使用は絶対にNGです。
両方とも男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)の分泌を抑制する効果があり、女性が使用すると胎児への生殖器官に発達以上を起したり、鬱になったりするなどが懸念されます。
元々、女性は男性ホルモンの分泌が少ないので、より分泌を抑えてしまうとホルモンバランスがさらに崩れますので危険です。
そもそも、FAGA(女性型 男性脱毛症)は女性ホルモンの分泌の減少が原因であり、男性ホルモンの抑制をする発毛剤を使うこと自体、間違っています。
また、女性ホルモンの服用をする場合は、自身の健康状態に注意する必要があります。
特に乳がんなどの病気を患っている場合は、必ず医師と相談の上で服用するか判断してください。
プロペシアやザガーロは、発毛に効果のある薬品として注目されています。
しかし...
ホルモンバランスを整えるためのポイント
女性の薄毛の原因がホルモンバランスであることがわかりました。
しかし、摂取できないのであれば、どのように対策したら良いのでしょうか?一つずつ見ていきましょう。
バランスの良い食生活
髪の毛の成長を促す栄養素として、たんぱく質、ビタミンE、コエンザイムQ10、カリウム、亜鉛があります。
たんぱく質は髪の原料になり、ビタミンEは血行促進作用、コエンザイムQ10は毛髪生成促進が見込めます。
また、カリウムにはストレスへの抵抗性を高め、血行不良を防ぎ、亜鉛は発毛促進効果があります。
これらの栄養素が不足していると肌のトラブルになることもありますので、女性としては注意が必要でしょう。
特に亜鉛は体内で生成することができないので、気をつけて摂取する必要があります。
簡単ではありますが、各栄養素が多く含まれている食材を紹介します。
栄養素 | 食材 |
---|---|
たんぱく質 | 卵、牛肉、豚肉、納豆、牛乳、サケ、カツオ |
ビタミンE | たらこ、モロヘイヤ、かぼちゃ、はまち、タイ |
コエンザイムQ10 | 牛肉、豚肉、鳥肉、イワシ、ブロッコリー、ほうれん草 |
カリウム | パセリ、アボカド、ほうれん草、ザーサイ、納豆、タイ |
亜鉛 | 牡蠣、豚レバー、ごま、卵(卵黄)、牛肉 |
亜鉛で抜け毛が減るという知識が広く知れ渡るようになり、最近では抜け毛対策の...
男性ホルモンの過剰分泌を抑えるイソフラボンも良い!
イソフラボンは、エストロゲンと似た働きをします。
イソフラボンは男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)の分泌を抑えてくれます。
DHTは脱毛に繋がるホルモンであるため、イソフラボンの働きで抑えられるのであれば、嬉しいですよね!
イソフラボンを多く、含む食材としては納豆、豆乳、豆腐などの大豆製品が挙げられますので、積極的に摂取しましょう。
定期的な運動を心がける
運動不足は血行不良を生んでしまいます。
髪の毛に栄養を充分に届けるためにも、定期的に運動しましょう。
また、ストレスの発散にもつながります。
ストレスもまた、血行不良を生む原因になるので、運動で発散するようにしてください。
薄毛の原因といえばすぐDHT(ジヒドロテストステロン)と考えがちですが、実...
無理なダイエットはご法度!
無理なダイエットは栄養不足とストレスを抱えることになります。
ダイエットをする場合はカロリー計算だけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが不足し過ぎないようにしましょう。
炭水化物や脂質も体に必要な栄養素なので、適量を摂るようにしてください。
「ところてんだけ」「豆腐だけ」など、カロリーが低い食材しか食べないのは危険ですのでやめましょう!
ハゲ治療ゼミおすすめ女性用育毛剤
女性ホルモン配合の育毛剤は避けた方がいいとは言っても、結局どの育毛剤を使用すればいいの?と疑問に思ってしまいますよね。
そんなあなたにハゲ治療ゼミおすすめの育毛剤を紹介します!
ミューノアージュ
ミューノアージュの特徴は92%の女性が効果を実感した、皮膚科医の開発による育毛剤であることです。
年齢とともに細くなる女性の髪の原因に着目し、頭皮を整えて、太い髪を育てるための環境を作ります。
皮膚科医が監修し、肌に優しい無添加だから副作用の心配なく、アルコールフリーなので安心して使用することができます!
養毛剤の1剤と育毛剤の2剤に分かれており、頭皮の環境を整えてから育毛を促進する、というダブルアプローチの作用をします。
1剤
成分名 | 効果 |
---|---|
水 | 基材 |
BG | 基材、補水 |
ペンチレングリコール | 抗菌、補水 |
エトキシジグリコール | 抗菌 |
ソルビトール | 保湿 |
オクタペプチド-2 | 毛母細胞の活性化 |
ヒアルロン酸Na | 保湿 |
カミツレ花エキス | 皮脂の抑制 |
シソ葉エキス | フケ・かゆみの軽減 |
エンドウ芽エキス | ニオイ予防 |
パントテン酸Ca | 毛母細胞の活性化 |
グルコシルヘスペリジン | 血行促進 |
イソマルト | 保湿 |
アクリレーツコポリマー | 安定化剤 |
アルギニン | 毛髪の材料 |
クエン酸 | ph調整剤 |
フェノキシエタノール | 防腐剤 |
2剤
成分名 | 効果 |
---|---|
グリチルリチン酸ジカリウム | 抗炎症 |
センブリエキス | 血流改善、血管拡張作用 |
ピロクトンオラミン | 抗菌作用 |
酢酸DL-α-トコフェロール | 血行促進 |
パントテニルエチルエーテル | 抗炎症作用、皮膚や毛髪への栄養補給 |
ニンジンエキス | 毛母細胞の活性化 |
海藻エキス | 保湿 |
ダイズエキス | 保湿、肌荒れ防止 |
イチョウエキス | 毛細血管の拡張 |
コメ発酵液 | 毛母細胞の活性化 |
カキタンニン | ニオイ予防 |
乳酸 | 保湿、ph調整剤 |
乳酸ナトリウム液 | 保湿、ph調整剤 |
精製水 | 基材 |
1,3-ブチレングリコール | 基材、補水、保湿 |
ジエチレングリコールモノエチルエーテル | 抗菌、保湿 |
1,2-ペンタンジオール | 抗菌、保湿 |
濃グリセリン | 保湿 |
モノオレイン酸ポリグリセリル | 界面活性剤 |
クエン酸 | p調整剤 |
水酸化カリウム | ph調整剤 |
フェノキシエタノール | 防腐剤 |
育毛剤ミューノアージュは、医師との共同研究で開発された女性用の育毛剤として...
本格的な治療は薄毛専門クリニックへ
皮膚科でも薄毛の治療をすることも可能ですが、おすすめは発毛専門のクリニックです。
その理由は、皮膚科では全ての薄毛の原因に対して対処可能でないことが挙げられます。
当然のことですが、薄毛治療を専門としたクリニックの方が優れています。
女性専門のクリニックもありますので、そちらに行くことをおすすめします!
AGAスキンクリニック・レディース院がおすすめ
おすすめのクリニックはAGAスキンクリニック・レディース院です。
女性による女性のための薄毛治療クリニックとして登場し、最短で2カ月で薄毛改善した実績を持ちます。
女性の薄毛の問題に対して真摯に向き合い、オリジナルの治療法を持っています。
例えば、オリジナル発毛薬「リバースレディ」は女性ホルモンのバランスを正すことに着目しているため、通常の育毛剤とは違います。
カウンセリングは無料ですので、ちょっとした気になることも相談OKです。
初診料5,000円がかかりますが、再診料・処方箋料は無料になります。
どのクリニックも駅から歩いて数分ですので、気軽に足を運んでみてください!
女性の社会進出が進む一方で、今や10人に1人の女性が薄毛に悩んでいるといわ...
総括
- 女性ホルモンは体内で作られるものなので、女性ホルモン配合育毛剤は存在しない
- 医薬品なら女性ホルモンが配合されている
- 女性ホルモンの扱いは技術的に難しく、過剰摂取は副作用の心配がある
- 男性ホルモンの分泌を抑える育毛剤は、女性にとって元々少ない男性ホルモンをさらに抑えるのでNG
- バランスの良い食生活と運動を意識することが、女性ホルモンの調整に繋がる
- 育毛剤のおすすめはミューノアージュや長春毛精
- すぐに発毛効果を得たい場合は、AGAスキンクリニック・レディース院へ!
薄毛になってしまい、思い通りの髪型にできなくなるのは、女性にとって大きい問題ですよね。
ボリュームを増やしたい、あの頃のような髪型にしたいという思いがあれば、一歩ずつでも改善するためにトライしてみてください!
最終更新日: 2021-03-26
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MUNOAGE(ミューノアージュ)
女性専用育毛剤
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